【感想・ネタバレ】椿説弓張月4のレビュー

あらすじ

王位継承をめぐる争いから内乱の様相を呈し始めた琉球王国。曚雲国師の妖術に惑わされた暗愚な尚寧王のもと、廉夫人、忠臣毛国鼎らは命を落とした。寧王女の絶体絶命の危機を救った為朝は、曚雲を討つべく南風原へと赴き利勇と対面する。そして生き延びた毛国鼎の子、鶴と亀は因縁の敵である阿公と対決。曚雲、利勇、為朝、知略と謀略がぶつかり合う三つ巴の戦いを描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

琉球での三つ巴の戦いとあるが、実質的には利勇との勝負の巻で、相当盛り上がる。いかにも利雄は悪者っぽくて、ここぞとばかりの描写が続くし、ここにきて物語が勧善懲悪的に進んでいくので、この巻は楽しく、あっという間に読めた。馬琴の創造の筆は素晴らしく、北斎の絵と併せて何度読んでも味わい深く、娯楽のほとんど無かった当時の市民の熱狂ぶりが想像できる。次はとうとう最終巻。大団円に至るまでとても楽しみ。この調子で八犬伝も読んでいけたらと思う。

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2026年02月16日

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