あらすじ
彼女の身に、いったい何が起こったのか――。
無名の新人作家である“私”のもとに舞い込んだ、とあるアイドルの行方調査依頼。どうやら、そのアイドルが所属していたのは『メンバーの中に人殺しがいる』という噂が流れ、現在はメンバー全員が失踪してしまっている曰く付きのグループらしい。
編集者からの催促を受け、次回作の企画に悩んでいた“私”は、半信半疑のまま彼女の行方を追ってみることにしたのだが……。
彼女の身に、いったい何が起こったのか。観客の証言、メンバーの裏アカウント、インタビュー音源などの断片から真相を浮き彫りにしていく、著者渾身のヒトコワ×ミステリー。
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Posted by ブクログ
突然解散・行方不明になったアイドルグループ。
最後のライブで流血騒ぎ、『人殺し』発言…
ファンの1人に依頼された作家が、編集者と共にグループの過去と現在に迫っていくストーリー。
1章ずつ、いや章と言えるかもわからないぐらい、細かく割られているので、
常に子どもから声をかけられて読書に集中できなかったり、
読書からしばらく離れていて活字のリハビリを目的としている人には、
とっても向いている構成になっています。
文字だけでなく、スマホのメッセージ画面や写真なども随所に挟み込まれているので、サクサクと読める。
途中まで、いや最後の章の直前までは、サクラをまるで聖女のような美しい存在だと思っていた。
最後の最後で、やはり美しいバラには棘があるな、と。
これぐらいしたたかでないと、アイドルや芸能の世界では生き残っていけないのだな、と感じた。
Posted by ブクログ
全編通してインタビューや書き起こしで構成されていたので非常に読みやすかったです。
お話の真相や結末が気になったので一気に読み進めることができました。
ですが、ヒトコワ×ミステリーという文言で期待していたほどの恐ろしさはなかったように思います。
登場人物がある程度ナーフされているのかな?とはいえ、基本的に登場する人がいい人。で少し物足りなさを感じました。
この本を出版することでサクラの復讐に繋がるとはいえ、展開が無理矢理だなと思いました。
事件の真相もある程度予想がつくような内容。
妹の思考回路がぶっ飛びすぎてよく分からないしインタビュー読んでサクラはほいほい妹に会いにくるのかとか児童施設のインタビュー時点で妹の存在なんてちっとも出てなかったのになんで気付いたんだろうとか細かな点が気になりました。
サクラが望んだこととはいえ、本当にこれで復讐になっているのか。
サクラはこれからうまくやっていけるのか。
A氏はサクラが望んだようになるのか。
気になります。