あらすじ
多くのリーダーが「自分のマネジメントは正しいのか」という不安を抱えています。本書では、この不安の根源が「信頼できる判断基準と共通言語の欠如」にあることを明らかにし、その解決策を提示します。
世界的な調査では、直属のリーダーを完全に信頼しているメンバーの約半数45%が強い熱意を持って仕事に取り組む一方、信頼していないメンバーではわずか6%にとどまることが判明。リーダーへの信頼がチームのエンゲージメントを1.2倍高めるという事実が、本書の重要性を物語っています。
著者の中塚敏明氏は、自身が経営していた会社で離職率40%という危機的状況から、独自に開発した「スキルマネジメント」により離職率5%以下への劇的改善を実現。この実証済みのシステムを、現場のリーダーが実践できる形で体系化しました。
スキルマネジメントの核となるのは、抽象的な能力を具体的な行動目標に分解した「スキルボックス」と、成長の道筋を可視化した「キャリアマップ」。これにより、メンバーは「何をすれば成長できるのか」が明確になり、リーダーは「どう指導すればよいのか」という判断基準を得ることができます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
育成をスキルによって構造的に捉え、リーダー、メンバーともに評価基準、キャリアマップといった仕組みに落とし込まれておりすごく分かりやすかった。
また、ステップや巻末特典もあり即実践に移しやすくなっておりありがたいです。
Posted by ブクログ
ちょいちょい論の飛躍が見られ、イマイチ説得力がない。大外しはしてない気はするけど、本当に実現できることを言ってるんだろうか、と少し心配になる。
仕事に関する感情要因を「衛生要因」と「同期付け要因」に分けるのはよい。つまり、働きやすさと、働き甲斐は別、ということだ。
ここから自律性、有能感、関係性を挟んでから人材育成およびスキルマネジメントの重要性を主張してくれれば、すっと入るのに、という感じ。
肝心のスキルマップ自体、作り方の考え方はあるが、答えは書いてない。答え自体、不定形だから仕方ないが、生成AI使って頑張りましょう、なので少し心許ない。
プロに叩き台は頼みつつ、そのチェックなり更新時にまたこの本を開くかもしれない。