あらすじ
幕末から明治の初め,西洋文明を形づくる基礎的な概念が日本に入り,さまざまな試みの末に「自由」「権利」「法」「自然」「公/私」「社会」といった翻訳語が普及した.これらは,果たして原語と同じ意味だろうか.日本政治思想史の研究者が,西欧における原義を探り,翻訳語の意味との相違を明らかにする連続講義.
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Posted by ブクログ
翻訳とは、異文化の全く異なる歴史の中で形成されてきた概念や観念の採り入れ。西洋で使われていた本書では、言葉の本来の意味(自由は奴隷ではないこと!)、様々な訳語が最終的に絞り込まれる様子、日本古来の類似概念との差異について説明。「てんスラ」みたいに「たとリバ」って呼ばれているから若手研究家のデビュー作かと思ったら、日本政治思想史の大家の知識量に圧倒されました。