【感想・ネタバレ】幸せになれる宗教画のレビュー

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Posted by ブクログ

好きな所を開いて、好きなところから読める。積読歴一ヶ月。
宗教画に詳しくなくても、わかりやすい説明で読みやすく、今後美術館に行くのが楽しみになりそう。きっかけとして入りやすい本。

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2013年05月14日

Posted by ブクログ

 キリスト教絵画を含む西洋美術の「専門家」による解説本は数あれど、一介の神父によるこれほどユニークな美術書は前代未聞である。なんせ掲載されたほとんどの宗教に吹き出しが付いているのだ。そう。まるで誰もが一度は経験したであろう教科書の落書きのノリ。

 『受胎告知』のマリアには「あら、やだ、嘘でしょ?」、『最後の晩餐』のペトロには「ゆ、許せねえ!」、『バベルの塔』には「身のほど知らずめ!」といった具合。写実的な画風と漫画のような台詞とのギャップがいい。

 イエスとアンパンマン、マリアとAKBをめぐる比喩なども、一信徒の身では畏れ多くてできそうにないが、不思議と聖書の登場人物に親しみを覚えてくる。さらに、告解の内容を話したら聖職停止だとか、ミサで使う赤ワインは好きじゃないとか、業界裏話的なぶっちゃけトークも秀逸。

 出版後、さすがに身内の「関係者」からはお叱りを受けたらしい。いや、叱られたっていい。見慣れた絵画を新たに解釈することで、隠されたキリスト教の魅力を存分に引き出したことには違いないのだから。(松ちゃん)

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2013年04月30日

Posted by ブクログ

カトリックの司祭による宗教画の紹介。キリストの生涯の各場面の絵を人生の困難に遭った時に見れば癒される、という内容。カトリックの教義についてわかりやすく説明しているが、信者以外を対象としているらしく押しつけることはない。 紹介される絵のほとんどがモノクロでサイズも小さく、せっかくの説明がよく判らないのが残念。

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2013年04月03日

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