【感想・ネタバレ】ルラルさんのごちそうのレビュー

あらすじ

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ルラルさんは、土曜日には、ごちそうを作ります。とってもおいしいんです。だれかにごちそうしたくなりました。そこで・・・。

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Posted by ブクログ

ルラルさんが動物の仲間たちにご馳走様をする。
食材を準備して、本格的な料理に取りかかろうとするけれど…。

【ママ評価】★★★★
ルラルさんシリーズは日常の何気ない‘あるある’を描くのがとても上手。
料理を本格的に作ろうとする感じや、せっかく準備したものを他の人に台無しにされる憤り。
でも、みんなで食べるごはんは普段味わうことのない楽しみがある。
絶妙な共感がすごい。
ただ「みんなで食べると美味しいよね」という絵本はたくさんあるけれど、絶妙な「あ〜わかるわかる」が盛り込まれているのはルラルさんシリーズならでは。
大人も共感しながら楽しめる。
経験の少ない子どもたちは共感できるのかしら。
どんな気持ちで読むんだろう。

【息子評価】★★★★
ルラルさんシリーズに地味にハマっている息子。
今回は食べ物の話。
食べることが大好きな息子にしては食べ物には食いつかなかったかも。
なぜかルラルさんシリーズでは毎回ネコをチェックする気がする。
描かれ方が独特な動物たちの方が気になるのかも。
ストーリーに共感してはいなさそうだけど、みんなで楽しく食べている場面が見ていて楽しそうだったみたい。
3歳0ヶ月

0
2024年10月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ルラルさんシリーズの絵本、三冊目ですね。
 
 ルラルさんは ふだん ほとんど
 りょうりを つくりません。
 けれど、どようびだけはちがいます。
 すばらしいごちそうをつくるのです。
 ルラルさんは、にわにいるみんなを
 ごちそうにしょうたいしました。
 ところが………。
 ルラルさんが ごちそうの ざいりょうを 
 だいどころに はこんでいると 
 みんなが やってきました。
 りょうりを つくろうとすると、
 「なんだかめんどうくさいですね、このままでも
  いいんじゃありませんか。」
 ねこが ぱくりとやりました。
 みんなも ぱくりとやりました。
 ルラルさんは おこりましたが
 みんなは とまりません ぱくりぱくり
 ルラルさんも まけてはいません ぱくり
 さぁ~! どうなるのかな?

 ルラルさんは、さいしょは おこって いましたが、 みんなといっしょに ぱくりぱくりと おなかが いっぱいに ゆかいに なりました。

 面白いですね。ほんわかした気分になります。
 いとうひろしさんの絵本は、ロマンにあふれていますね。
 動物たちと愉快にはめを外すファンタジーは、心が広がります。お腹がいっぱいになったら、のんびりお昼寝。でも、デザートを作り忘れて、寝言になるのも、ルラルさん。しっかりもののルラルさんです。
 (メメさん、「ルラルさんのごちそう」は、ほんわ   かした温かさにひたれましたよ♪)

0
2024年09月05日

Posted by ブクログ

ルラルさんは普段は料理を全くしませんが、土曜日は違います。材料をたっぷり買い込んで、腕によりをかけた料理をたくさん作ります。ルラルさんは庭の動物たちを呼んで御馳走を作ることにしました。


ルラルさんシリーズは皆ほのぼのとしていて、楽しい話なので、子供3人皆好きです!一歳の三男もちゃんと聞いてました。料理が出てくるところでは、しっかりつまみ食いをしたり、動物達がお腹一杯になって転がってるところでは、『いた!いた!』と知ってる動物を指差したりと楽しそうでした。

0
2010年01月24日

Posted by ブクログ

お料理もいいけど待ちきれず食材をそのまま食べちゃうという動物の本能?ルラルさん的には自慢の腕を披露しようと思ったのに…でも楽しくなっちゃうっていうのもルラルさんらしい

0
2018年11月18日

Posted by ブクログ

自分がはりきって料理をしてごちそうしよう!と思ってたのに
作る前からそのまま食べだしておいしいおいしい
言われたら
ハラ立つよな~

でもルラルさんはいっしょになって(最初おこりながら)食べだして
たのしくなって
みんなお腹いっぱいになって帰る

なんだろう・・
どういうこと?

ひとりでおいしい(手の込んだ)ごはんを食べるより
みんなで楽しく食べたほうがおいしいねってことかな・・

0
2012年02月23日

Posted by ブクログ

誰でもそうかもしれませんが、自分が磨き上げてきた料理の腕を誰かにごちそうすることを通じて、褒めてもらいたいと思うことは、一般的な考えかもしれません。

ルラルさんは、おいしい料理を動物たちに振る舞う事で達成しようと考えましたが、結果的には、自慢の腕を振るう事なく、でも、動物たちは大満足でおなかいっぱいになりました。

結局、おいしい料理とは、「みんなで仲良く、わいわいとしながら食べる事にある」ということではないでしょうか。いつも一人で食事をしているルラルさんにとっても、それは良い経験だったと思います。

料理の味にこだわる事も大事ですが、いかに食べる人と楽しみながら食せるのかが重要ということを教えてくれる本だと思います。

0
2010年02月21日

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