【感想・ネタバレ】食卓にきた犬のレビュー

あらすじ

犬との日々が老作家を変える、フェミナ賞受賞作

老いを意識し、創作への不安を抱える作家ソフィのもとに、モップのような毛並みの若い犬が現れる。信頼と愛情を向けてくる犬と森を歩き、自然と向き合う時間が、彼女に作家として、女性としての自分を見つめ直すきっかけをもたらした。フェミナ賞受賞の感動作

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 久々に海外エンタメ作品を読ませていただきました。タイトルの「食卓にきた犬」という意味が読んでいくとわかりました。
 読んでいく中で、スランプ状態で執筆ができない主人公が設定ですけども、田舎町の古~い家に夫婦共々暮らしていて、家の近くでたまたま犬を見つけて飼い始める話ですけども、自然という力が大きいことを改めて感じました。台所の扉を開けっぱなしにして人でも動物でも何でもウェルカムという感じで、なんかほのぼのしてて良いなぁと羨ましい世界だと思いました。
 この本の中には昔の偉大な人物や哲学者の名前や有名な著書がいくつか出てきます。自分は最後の「目に涙があふれても書くことはできる」が一番印象に残ってます。
 また、キングサイズのベッドを作る際に土台に古新聞を束ねて高さを保ったところで、「世界のニュースのうえで眠った」という表現が上手いと思いました。
 面白かった作品でした、

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

まるで詩を物語にしているような、不思議な感じだった。『犬』が主人公ではなく2人と1匹がメイン。だけど語るのは作家のソフィ。物語の背景に『老い』が流れている。

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2025年12月10日

Posted by ブクログ

表現が難解だし、ひきこもり老夫婦の日常ストーリーなんだけど、何でかとても引き込まれたし、読後はすごく爽やかな気持ちになった。
自然を愛するほど人間クソと思うのは良く分かるし、友達のような旦那に対する感覚も分かるなぁ。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

人里からちょっと離れた山中の古い小屋に夫婦二人でひっそりと暮らす老作家。作家として講演に呼ばれたりはするが、基本夫と二人きり。
そこへ、ある日突然ちぎれた鎖を引きずった黒い犬が現れる。汚れているし、人間(飼い主?)に虐待されたと思われる痕もある。きれいに洗い治療してあげると犬は当然のように小屋で暮らすようになった。イエス(Yes)と名付けられた犬と、老いていく夫婦の暮らしが描かれる。

フェミナ賞受賞作品らしい作品と言ってよいと思う。
体調を崩したパートナーが元気を取り戻した翌日、姿を消したイエスはどうしたのだろうか。悲しい。

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2026年01月19日

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