【感想・ネタバレ】パイドン 魂の不死についてのレビュー

あらすじ

毒杯をあおぎ刑死するその日,ソクラテスは集まった弟子たちとともに「魂の不死」をめぐる探究に挑戦する.魂はいかにして肉体の死を超えうるのか.魂のあり方は人間の生き方にいかなる意味をもつのか.イデア論の豊かな可能性を切り開きつつ,主著『国家』へと続くプラトン哲学の代表的対話篇.文字を大きくし新解説を加えた改版.

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 本書は初めて読んだが、今回の岩波の改版は読みやすい。手元に旧改版の『弁明』があるが、古い版においては、ページが少なく扱いやすいが、活字も小さく、さらに活版印刷なので、今の印刷(オフセット印刷?)と比べると、刷数が上がってくるを活字がやや不鮮明になる。電子書籍を購入すれば良いと思われるが、新しい解説以外はあまり変わってなさそうなので、経済的に躊躇してしまう。
 中身は思想的なものなので、理解し受け止める以外は控えたい。

0
2025年12月12日

Posted by ブクログ

ソクラテスの処刑の当日にされたという対話。

初めてイデアの概念が出てきた著作らしく、魂の不死の証明の流れでイデア論が展開されていきます。
また、ソクラテスの刑死に至る流れや、その悲劇的とも取れるストーリーが、小説としても楽しめました。

プラトンは今まで何冊か読みましたが、哲学的思想と物語としての流れが簡潔で、1番完成度が高いように感じました。

翻訳や章分けも丁寧にわかりやすく配慮されていて、初めてプラトンを読むならパイドンがおすすめ。


0
2025年12月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

刑死の当日、ソクラテスは弟子たちと「魂の不死」を巡る探求に挑む。魂はいかにして肉体の死を超えうるのか。魂のあり方は人間の生き方にいかなる意味をもつのか。

0
2025年09月17日

「学術・語学」ランキング