あらすじ
バイクで事故って、記憶喪失になってしまった詩織は、援交をやっていた等々、過去の自分に関する噂を聞いて、とまどう。兄・明夫に支えられ、だんだんと平穏を取り戻していく詩織だったが、明夫が幼なじみの瑞希と付き合いだした事から、事態は急転!? 明夫への想いが、恋心だと気付いてしまい…。 【同時収録】彼は一生懸命
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事故によって記憶を失くしてしまったヒロイン・詩織。家族の記憶すら失くしてしまったせいか、詩織は兄の明夫と打ち解けるうちに、明夫に恋愛感情を抱きます。しかし明夫には幼なじみの想い人がいて…。前途多難な詩織の運命はいかに…！？
過去の詩織は、周りからビッチと言われるほど悪い噂ばかりの嫌われ者。だけど記憶を失くした詩織は、過去の詩織からは全く想像できないほど、家族想いで優しい子…。今と昔のギャップが大き過ぎて、過去の詩織に何があったのか気になって最後まであっという間に読んでしまいました。詩織だけでなく他の登場人物もなかなか言えない思いを抱えていて、読んでいて切なくなります…！全体を通してシリアスな展開が多いけど、最後は登場人物たち一人一人の想いの深さに涙してしまう一作です。
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Posted by ブクログ
あーちゃんと詩織は誤解ですれ違い。
詩織の誤解は、あーちゃんが好きな故のものだけど、
あーちゃんは鈍感で普段から色々ズレてる。
詩織を心配するのは母親のことがあるようだけど、
あーちゃんは姉妹と血が繋がってない？？ということ
ではないよね？
母親はあーちゃんのことを邪魔に思ってたようだし。
ん。。わからないことがまだまだ多くて、先が本当に
楽しみ。
でも、瑞希だけはどうしても好きになれない。
あーちゃんを繋ぎ止めようとして関係を求めるとこ
ろなんか、とても気持ち悪い。
まーちゃんの回
まーちゃんが記憶をなくす前のしーちゃんからどんな扱いを受けていたのか初めてはっきりと描かれる。悪意から自分を守るため仏頂面の仮面を被らなければいけないほどだったからこそ、しーちゃんの変化に一番混乱したのがまーちゃんなんじゃないかな。
とはいえ、まーちゃんもしーちゃんに歩み寄ろうとしていたのだと思う。しかし、まーちゃんとしーちゃんの歩幅は違いすぎた。
二人の距離感とまーちゃんの苦しい気持ちが良く表現されている回。
つらい
誰にでもあることではないが、誰にでもありそうな感情が巧みに表現されて、心に切なさやつらさが刺さる。もう二度と妹との関係は築けないんだろうか。
