【感想・ネタバレ】憂国始末のレビュー

あらすじ

スポーツとして発展させれば良いのか、それともあくまで武道なのか――空手・至一流の改革論議のさなかを襲った一報は、一同を混乱に陥れるに十分だった。身内からテロリストが出るとは――。壮大な疑問符に答えを出すべく、創始者一族の若者が白装束で姿を現した。伝統とは何か、継承とは何か。右翼も沈黙する長篇小説。

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Posted by ブクログ

重厚感と凄み。
空手のある流派を巡って歴史と現在の織り成す先にある「始末」の話。
描写が特に優れているという類の小説ではないと感じたので個人的な趣味の問題で☆3つ。作中では何が正義という風に押し付けがましくないあたりに好感をもった。(読み様によっては、押し付けがましいのかもしれない。)
ああ、「『憂国』始末」か、ということに読んでいるうちに気付かされる。

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2012年12月18日

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