あらすじ
肉食系新人女優×草食男子な吸血鬼!
売れないけれど野心はでかい女優ロッテシアは、大人気作家ノンノ原作の舞台に死体役で出演できることになり、「ここで目立ってヒロイン街道一直線よ!」と大張り切り。役作りのため、有り金をはたいて“悪”の伝説が残る地方を訪れたロッテシアだが、ひょんなことから吸血一族への生け贄となってしまった。しかし、ロッテを捧げられた次期族長サーディは血が超苦手で……!? そんな出会いが招いた恋の行方は!?
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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Posted by ブクログ
前作「聖グリセルダ学院」シリーズよりかは面白かったですが、やっぱり、その前の「横柄巫女と宰相陛下」の方がよかったなぁ。同じ世界観で「聖グリセルダ学院」のちょっとあとのお話。
ノンノとアマリアは大人になって出て来ましたけど、それ以外のキャラとしては、ティエサとキアスは名前だけ登場(ノンノとアマリアの偽名でした。)。ノンノは前作で力を全く出せてなかったですけど、今回は操られているとはいえ、強いノンノでした。
吸血鬼一族のサーディに生け贄として捧げられたロッテシア。ロッテシアの打算で一緒に行動してましたけど、サーディがいい子で、だんだんロッテシアが嘘をつかなくなってきたのは、なんかいいなぁって。
追いかけてきたウィンディネとも最終的には和解みたいになって、ちょっとだけ、三角関係っぽくなってるところ見たかったです。
それにしてもキャラの名前が、なんかどっかで聞いたことがあるなぁって思ってたら、ロッテリアにサーティーワンにウェンディーズって・・・。安易。