【感想・ネタバレ】増補改訂版 なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか ルールメーキング論入門のレビュー

1,100円 (税込)
550円 (税込) 12月31日まで

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4.0
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あらすじ

【スポーツで、ビジネスで、世界での闘いは“ルール作り”からはじまる】

スキージャンプ、F1、柔道などの「国際スポーツ」で、半導体、自動車、大型二輪車などの「国際ビジネス」で、日本が勝つとルールを変えられるのはなぜ?

日本人と欧米人とのルールに対する考え方の違いとその理由を解き明かし、日本人がルール作りへ参画するにあたって持つべきプリンシプルと、失ってはいけない美徳を語る。

スポーツ、ビジネス、行政関係者など、さまざまな分野のプロフェッショナルから反響を呼び、「国際感覚が磨かれる」「日本的な考え方の良し悪しが分かる」と多数の読者からご好評をいただいた『ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか』(2009年12月刊行)に大幅加筆した増補改訂版。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

客観的に見れば非常に独特で珍しい思想や文化を持つ日本人と、
欧米人の、ルールに対しての考え方の違い等を著者の体験等から分析検証した本。

表題に釣られて買ったが、読み進めて行くとそれが勝手な思い込みであると判る。


1章
日本人、ルール変更をなぜずるいと思うのか。

1,日本文化の中に存在する行動や戦いに関する美学
2.欧米とのルールに関する考え方の違い。
3、ルールとプリンシプルの混同

ぶっちゃけ勝負より美学を大事にしているのかも‥の点に非常に同意。

日本人、ルールは他の誰かが作るものだと。


2章
1,欧米、ルール作りも戦いに含まれる
2,その戦い方をずるいと考える
3,当座は、それを作ったほうが有利に展開できる


3章
1,変更側が必ず勝つとは限らない
2,された側が勝者のケースも
3,特定に有利な変更は、勝ち過ぎを助長することもある

この本を読む直前、「超」入門 失敗の本質 鈴木博毅 著 を読んでおり、
それから考えると
4章は非常に悪い意味での、型にはまり自己に執着し相手に凌駕される日本人像に思え、
個人的にはあまり同意せずサラリと流した。

5章
ルール作りに関する著者からの提案

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その、「超」入門 失敗の本質 鈴木博毅 著 で腑に落ちない部分がこれを読む事で補完され、
こちら本の日本人的考え(から抜け出せていない部分の理解)が、
その「失敗の~」で補完つまり相互補完された感じで、

結果的に非常に為になった。
理解が上がった。拡がりを得た。

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2014年02月04日

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