あらすじ
世間で密かに囁かれる噂があった。東京の地下には巨大な街が広がっており、そこでは地下でしか生きられない人々が生活しているという――男子高校生の皐月は、幼馴染で同級生の菜々美から好きな人がいると相談を受けた。しかし、彼女に好意を抱いていた皐月は、そっけない態度を取ってしまう。そんなある日、菜々美が別人のように美しい姿になって登校してきた。菜々美は地下迷宮街に行ってきたというが……。続編希望の声が続々! シリーズ待望の第二巻。心の暗闇にそっと光が差し込む、救済の物語。
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Posted by ブクログ
皐月が新たに加わった(?)ことにより前作より、より一層面白くなっていた。様々な想いのある人々のが地下迷宮街にある雑貨店に惹き寄せられ、蓮華に話を聞いてもらい、その店の品に呼ばれ問題を解決することができ羨ましい。お香屋も登場し良い香りに惑わされ呪いを振りまかれるのは怖い……。マスターの代わりを皐月が上手く埋めてくれた。
Posted by ブクログ
新登場、高校生の皐月くん、いいね。
幼馴染の菜々美への感情も初々しい。
幻想堂の黒電話、大事なアドバイスが耳に痛いこともあるから、、、
しかし、お香屋、恐ろしい。
影を盗まれた皐月がどうそれを取り戻すのか、ハラハラした。蓮華や灯り屋がいるとはいっても。
そして、意外だったのが金魚屋。もちろん、彼なりの思惑があるのだとしても。
皐月がレギュラー入りしたようで、これからの地下迷宮街が楽しみ。
冒頭の配信者とセンセーは、もう出てこないのかな???
Posted by ブクログ
■勝手に予告編
選ばれた者にしか道は開かれない地下迷宮街。
そこに辿り着いた者の中には、二度と戻れなくなった者。とある品物を持ち帰り、人生が変わった者など、様々な噂が飛び交い、一種の都市伝説となっていた。
ある日のこと、男子高校生の皐月は、そんな地下迷宮街に気づけば辿り着いていた。
半信半疑で街を進むと、きれいな黒髪の魔女に皐月は出逢う。彼女の名は蓮華。
■読後の感想
前作と同じく連作短編集になりますが、今作では皐月というキー・パーソンと地下迷宮街の住人たちが軸となる展開でした。なんとなく次回作もありそうな予感です。
『笑ゥせぇるすまん』のような人間の強欲に対する教訓めいたエピソードが特徴的な作品ですが、ジブリ作品で描かれそうな地下迷宮街や登場人物たちが、作品をマイルドかつミステリアスに仕立ててくれるので、あまり飽きもせずにサクッと読めますね♪
今回の金魚屋は控えめな登場でしたが、とんでもない事件を次こそ起こすのでは?と、妙に期待しちゃいます(^_^;)