あらすじ
大国の王族で騎士のヴィルヘルムから求婚された小領主の姫ティアナ。婚約したのになぜか冷たい彼。きっと愛のない結婚。けれど私は幼いときから、ずっと彼に恋を。彼は王族、私は辺境の貴族。身分差がありすぎて結婚なんてきっと無理。身を引くことを申し出るティアナ。優しく抱擁されて返された言葉は「お前が初恋だった」。素っ気なかったのは、不器用な性格のせいだったなんて?
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Posted by ブクログ
タイトルに「騎士」とありますが、ほとんど騎士らしいところはなかったかなぁって思います。単に「王子」でよかったかなぁと思いました。
田舎貴族のティアナが王族の三男との身分違いの結婚に悩むのですけど、最初はまだしも、ヴィルヘルムは全然冷たくないし、どうみてもティアナのことが好きだと分かりそうなものなのに、ずっとぐちぐち悩んでたのは、イラッとしました。
後半、兄二人が出て来たあたりから、ヴィルヘルムがなんだか饒舌になってましたけど、彼もどうせ話すなら、もうちょっと最初の方から説明してあげたらよかったのになって思いました。
兄二人のお話も見てみたい気がしました。