【感想・ネタバレ】自然を生きるのレビュー

あらすじ

「タテとヨコ」から見る決定版日本論。

日本人のあるべき姿とは?守るべきものとは?

現代社会とアクチュアルに関わる僧侶が、仏教・道教・儒教などの視点を織り交ぜ、縦横無尽に語り尽くす。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなか不思議な順番で読んだ。。この前に祖師仏教を批判する呉智英さんの「つぎはぎ仏教入門」を読んだんだけど、変に影響を受け視野が狭くなることなく読めただろうか。さておき、真宗と臨済宗なお二人の対談です。玄侑さんはTVで何かの番組にでられたときの印象がよく、「禅的生活」なんぞを読んでいたりする。作家としての玄侑さんの作品は読んでいないけど・・。

関係性に自ずから巻き込まれることを「縁起の実践」とし、積極的にかかわりながらも関係性にはこだわらないとする「空の実践」との部分が今に響きました。関係性にこだわるあまりに巻き込まれることをしない自分がいるのは確かであり、またここがとにかくも頑なな部分でもあると分かっちゃいるのを改めてブスリとやられた格好です。

あらためて、今出会うべき本であったと思う。

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2013年08月26日

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