あらすじ
「…やっぱり、君ってほっとけない。」 身体のある《部位》でしか人を見分けられない患者・ブレーがいる世界。ブレーだと隠し生きる真壁には、月に一度美容師の篠崎に触れてもらえる時間だけがささやかなご褒美。篠崎は真壁にとって、スキンシップを重ねることで病を治せる唯一の存在(=パーツ)だった。そうだとわかっていても、篠崎にもっと触れてほしいと言い出せるはずもなく……。しかしある日、追い詰められた真壁の姿になぜか強く惹きつけられた篠崎から、協力すると名乗り出られ!? 翻弄系カリスマ美容師×不器用な駆け出し脚本家の新感覚フェティッシュ《パーツバース》BL。
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★3.8くらい。
パーツバースは初めて読んだのでこの作品のアイデンブレーの世界観のみでいくと、ブレーにとってのパーツと、パーツにとってのブレーに温度差がありそうな気がするけど、パーツ側もブレーじゃなきゃいけない感じはあるのかな?
篠崎みたいなタイプは色んな作品で出てくるし、それがパーツだからなのかそうじゃないのか微妙な所なので、真壁がパーツ(篠崎)に出会えてさらにお互いにとってもいい結果になって良かったね!で読んだら、結構好きな作品です。
しかし、アイデンブレーってすごく辛い感覚だよな、と想像しただけでキツい。
真壁は元々は人懐っこいタイプでみんなに好かれていたんだろうなーと勝手に想像して、少しでも発症する前の自分を取り戻しつつ、アイデンブレーである自分も含め、これから生き生きしてってくれればいいな。
症例がまだ少ない割に授業で取り扱っていたり、他者を拒否するような状態の頃から気を使われている感じや(正直、劇団のような"一緒に作り上げていく仲間"の中で関わりを拒否する人がいたらもっと除け者にされてもしょうがないと思う)、打ち明けてから劇団の人たちに普通に受け入れられているので、結構恵まれた環境だったわけだよなー。だから、パーツと出会えるか、出会えたとして触れ合いを持てるかどうかでまったく違う人生だよな…。