あらすじ
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雑誌OZmagazineとWEBサイトOZmallからエッセイのレーベル「OZbooks」が新創刊!コンセプトは「よりそう、ぬくもる。」。創刊作品として、シリーズ累計40万部突破『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』の著者Jamによる最新作が登場。ワーカホリックで休み下手だった著者による、心を軽やかに&ラクにする休み方のヒント60!監修は精神科医・名越康文氏。全60項目にネコたちのオモシロ&やわらかくエッセンスを伝える4コマ付き。4コマ+約500字のライトエッセイ見開き完結でサクサク読める!
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Posted by ブクログ
私はセルフブラック企業化していました。
2025年11月のはじめから体調が思わしくなく、ブログや物書きもほとんど捗らない。
「このままじゃいけない」と思い、さらに予定をタイトにするも全く達成できない。
日常生活を送るだけで精一杯になり、11月中旬から一旦、いろんなことをお休みすることに。
その時出会ったのが本書でした。
本書の第1話目「へとへと1 何もしないと罪悪感がある」の話で、いきなり確信を点かれます。
「何もしないと罪悪感がある」という感覚はずっと私の心にこびりついていた思いで、土曜日の買い出しの後も日曜の掃除の後も、休まずブログや物書きの予定をいれていました。
でも本書では「休みをくれない会社ってどう思う? セルフブラック企業みたいなことやめよう。自分にも人権があるんだよ」と書かれていました。
4コマ漫画の後に書かれている解説文にも目を通すと「自分も人権を持った一人の人間です。『人を休ませないのは悪いことだ』と考えて、自分のことも休ませてあげてください。」とありました。
いつの間にかセルフブラック企業化して、自分を蔑ろにしていた。
その事実にようやく気づけました。
本書には他にも「何かしないといけない気持ちがある」「せっかくの休みなのに家にいてしまった」「常に仕事のことを考えてしまう」など、「そうなんだよ!」と共感できる悩みの解消について解説されています。
特に自営業やフリーランスの方に読んでいただきたい1冊です。
Posted by ブクログ
そうそう、そうなの!と1番心に残ったのは、「『何でもいいよ』と言う人は、何でもいいのではなくて何も考えたくないだけ。」
食事時「どこで食べる?なんでもいいよ」
旅行の計画で「どこでもいいよ」
優しさに見せかけた丸投げ状態が、疲れているときには本当に腹が立つ。
人に合わせたいのではなくて、人に任せて楽をしたいだけ。つまり、相手に譲歩しているようで、すべての選択も責任も相手に丸投げしているに過ぎない。言い方が悪いけれど、「私の代わりに、あなたが考えたり、心をすり減らして悩んで疲れてね」と言っているのと同じ。
物事を決めたり、自分の意見を伝えるのは、結構疲れるのだ。