あらすじ
映画化! 2026年9月25日全国公開
吉岡里帆 奈緒
美保純 酒井若菜 ファーストサマーウイカ 佐月絵美
北村匠海 原嘉孝(timelesz)
風吹ジュン
監督 脚本 吉野竜平
繰り返される夫の暴力から命がけで逃れ、フラッシュバックに苦しみながらシェルターにたどり着いた紀子。
ある女性の死の謎を追う刑事の薫。
出会った二人の前にはさらに多くの死が待っていた。それぞれに迫られる究極の選択とは。
身近な者からの苛酷かつ執拗な暴力と支配、DV(ドメスティック・バイオレンス)の闇を描く戦慄のミステリー!
<期間限定スペシャル表紙>
2026年12月25日まで期間限定特別表紙です。
2026年12月26日以降は順次、元の表紙に差し替えられます。
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Posted by ブクログ
佐藤広実『シャドウワーク』講談社文庫。
最近、気になっている作家の1人である佐藤広実によるミステリー小説。
2025年11月から某有料衛星放送で5回完結のドラマになるらしく、主演を務める多部未華子の写真の付いたオーバーカバーが付いていた。多部未華子の役は夫の暴力から逃れ、ようやく安全なDVシェルターに辿り着いた宮内紀子なのだろうか、それとも自らも同じ警察官の夫の暴力に悩まされながら溺死した女性の事件を追う女性刑事の北川薫なのだろうか。
前半こそは、夫のドメスティック・バイオレンスに悩まされる女性たちと、それに関連する不審死事件を追う正義感の強い女性刑事を描いたミステリー小説かと思うのだが、読み進んで行くと、頭の片隅から消えていた『シャドウワーク』というタイトルを思い出し、その意味が少しずつ見えてくるのだ。そして、いよいよ後半からは20年も続く『持ち回り』と呼ばれる『シャドウワーク』について描かれる。
サスペンスフルな見事なプロットと、よく思い付いたなと感心するような設定で、非常に面白いミステリー小説に仕上がっている。さらには一筋縄では終わらない驚愕の終盤……
繰り返される夫の暴力から命がけで逃れ、運び込まれた病院の看護師である間宮路子の紹介で、江ノ島の近くにあるDVシェルターに潜り込むことが出来た宮内紀子。そこは志村昭江と間宮路子が共同運営する4人を上限に製パン会社の社員寮を装った秘密のDVシェルターであった。
一方、夫である警察官の北川晋一から日常的に激しい暴力を受けていると訴えたことで、警察組織からは裏切り者と糾弾され、所轄署に飛ばされた刑事の北川薫は、今井美佳子という女性の溺死に疑問を持ち、新人刑事の荒木と共に捜査を行う。薫は、美佳子の元同居人である松原幸次に接触し、事情を聴くが、その松原も死亡してしまう。
さらに捜査を進める薫は、美佳子が間宮路子の紹介でDVシェルターで暮らしていたことを突き止め、そのDVシェルターに暮らす美佳子の知り合いに事情を聴こうとするが、自宅近くで何者かに襲われ、重傷を負う。
本体価格870円
★★★★★
Posted by ブクログ
記録にないが再読。夫のDVで入院した患者の中で条件にあう人をスカウトし、個人で営むシェルターに匿う。しかも仕事付き。もちろん慈善事業でもないがこのような状況で私ならやっぱり入るし頼まれたことをやるだろう。公的機関もあるけど万全ではない。殺されかけてもお役所に頼れない現代って改めてつらい。
幸いにも自分も周りにも知る限りいないと思うけど見た目からわからないのだろう。結末は光差すのか、微妙だが読み応えがあった。
Posted by ブクログ
最初はゆったり進みながら中盤でタイトルの意味がわかってくる。少ない登場人物だからこそ、重いテーマが伝わる。読み進めると、DV両者の心理が自分のことのようにのしかかってくるよう。何とも言えない読後感。イヤミスというよりも、何もできない歯痒さがら残った。実行者の精神状況も、比較的あっさりとしていて、それがまた、じわじわとと迫ってくる。まるで何とかのようなシャドウワークが全国にあるかのような表現が、また怖い。
Posted by ブクログ
ドラマ化されるということで読んでみました
DVを題材にした作品で世の中にはこんな旦那がいるんだと思い知らされた感じです
ドラマの方も観てみたくなりました