【感想・ネタバレ】ザ・流行作家のレビュー

あらすじ

エロ小説の大家・川上宗薫と木枯らし紋次郎の笹沢左保。今や懐かしさすら漂う二人の流行作家。銀座に通い複数の女性と関係を持ちつつ月産1000枚超の小説を書き続けた豪傑たち。今は絶滅した「流行作家」という豪傑種と長年密接につきあってきた著者が、人となりから知られざるエピソードまでを縦横に書き下ろす。

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Posted by ブクログ

笹沢左保氏の講演を学生時代聴いた記憶がある。どんな内容だったかは覚えていないが。
結構生々しい話題が出てくる。

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2015年08月15日

Posted by ブクログ

笹沢左保、川上宗薫という二人の「流行作家」を追った一冊。
二人の生き方が交錯してる訳でもなく、ただ、並列に描かれている気がする。
何となく意図は判る気がするが、そう、引き込まれなかった。
凄い人達だと思う。
今は確かに、こういう生き方は立ち行かないだろうね。

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2014年01月25日

Posted by ブクログ

小説誌の黄金時代に新潮社に入社し、流行作家だった笹沢佐保、川上宗薫の担当になった著者が、ふたりの思い出を語る本。

酒と女に耽溺して月産1000枚。想像を絶しているけれど、多作の割には賞とはあまり縁がなかったふたり。

好き放題やってきながらも、人生を振り返って「ああいい人生だった」とはとても言えない晩年が人の世のはかなさを実感させる。

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2013年05月18日

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