【感想・ネタバレ】ブレシアの飛行機/バケツの騎士のレビュー

あらすじ

カフカの5作目となる本作に収録したのは、38編のうち24編が、「カフカがカフカになった」と言われる傑作『判決』以前の小品、初期の習作です。カフカで一般的にイメージされる深刻さ、不条理といった色眼鏡を外せば、若書き特有のぎこちなさの奥にある原石の輝きが味わえます。「長編の助走かな」、「ん? これ、カフカ?」と思うような“青いカフカ”も垣間見えて、「カフカは一日にして成らず(?)」を実感できるでしょう。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ほとんどがカフカ初期の習作という一冊。
光文社文庫で先にカフカの作品を4冊翻訳した訳者本人が、予想外に訳すのに苦労したとのこと。
『私の力不足を棚に上げて、習作ゆえの揺らぎのせいかも、と生意気にも思いました。』
ま…まああんたほどの実力者がそういうのなら………。

自分の読む力不足もあってか、正直読みにくい作品も多いです。
解説にとても納得がいったのですが、ユーモアもあまり含まれていないので、面白みに欠けるのもあり……。
だけど、「田舎者をだますペテン師の仮面を剥ぐ」とか「酔っ払いと話をする」も初期作品でも好きなものもありました。
つくづく解説の通りですが、主たるカフカ作品に触れていて、もっともっとカフカワールドに浸りたい人向けです。

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2026年05月15日

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