あらすじ
混迷のロシアを舞台にマフィアの大抗争を描く超大作の第1巻
かつてゲリラ殲滅のため、ソ連特殊部隊のメンバーとしてアフガン東部にいた4人は、互いの血をすすり契りを交わした。しかし14年を経て再会した4人は、皮肉にも対立するマフィア・グループの構成員となっていた。ロシアの旧閉鎖都市エカテリンブルグで繰り広げられるアフガン帰還兵マフィア同士の果てしなき抗争。古都の石畳を濡らす血は、避けられぬ殺戮の宿命か。
週刊ポスト誌上で2年3か月にわたって連載された、国家なき混沌の時代を予見する巨弾冒険ロマン。
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Posted by ブクログ
#をつければ、ハードバイオレンス、マフィア、アフガン戦争
かつて船戸モノを読んだ経験からしてもかなりの展開、日本人が書いたとは思えない作品。
ロシア人名の長さと酷似から、どうしても覚えきれず、登場人物一覧を見ても、無理で情景、人間関係が描けなく、遅々とした読書だった。
偶然、見ているアマプラの「ロシア、20世紀、ブルガリア・ルーマニア、そしてコサックが絡むオカルトっぽい怪奇作品」と雰囲気が似ており、像を描くのに大いに助かった。
ロシアは世界一民族がまじりあっているるつぼ。文中、幾度となく、ロシア・タタール・パシキル・グルジア等々入れ混じる・・そして荒垣自体も日本人であることを秘して朝鮮系と名乗り、通用しているし。
殺るのは一撃、その後そいつのアレを切り取り口に加えさせる~強烈すぎてずっと付きまとう表現。
それと蚤は孵化する前に潰しておかないと後が面倒
日本の戦国時代どころじゃない。