【感想・ネタバレ】インターネットを探してのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2014年02月26日

知ってる名前(場所、人(≠ 知り合い))がたくさん出てきて楽しかった。そう、インターネットにワクワクしてた頃を思い出せて楽しかった。最近は少し疲れてきてた気がするけど、あの楽しさを今度は後進に伝えないと、という思いを新たにした。

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Posted by ブクログ 2013年04月09日

 インターネットにお世話になっている人は数知れず。モクモク羊もその一人だが、インターネットとは何かなんて哲学的なことを考えたことがなかった。

 著者がインターネットの冒険に旅立つきっかけを与えたのは、リスだった。家のケーブルをあの歯でかじったのが原因で、インターネットが使えなくなったとある。そこか...続きを読むら著者は「大人の社会科見学インターネット編」(訳者の表現)を、やってみる気になった。人生何が影響を与えるか分からないものだ。まさかという名の坂はあるが、まさかリスが啓示を与えるとは著者も思わなかったに違いない。

 著書を読んでいくと、インターネットの世界は、バーチャルな空間に限定されない果てしない世界が広がっている。接続ひとつとってもいろいろなドラマがある。

 著者に書くきっかけを与えてくれたリスに感謝したい気分だ。何しろこうやって著書を読むことができるのだから。

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Posted by ブクログ 2013年07月22日

インターネットの物理的な場所を辿ったルポ。

IXから、光ケーブル、データセンターまで、自分は仕事上ある程度は意識しているが、たぶん多くの人はインターネットを使っていてもほとんど意識をしないインターネットのその「場所」とさらには歴史的な意味での「時間」をその足で世界中訪ねている。

面白かったかと言...続きを読むわれると何とも言えない。分かるが、何を読ませようとしているのかが伝わってこないんだ。せっかくいい題材に目を付けたっぽいんだけれど。

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ロンドンのテレハウスが「ヒースロー空港のインターネットビル版」とまで言われているとこの本で紹介されているのは驚いた。KDDIが1990年に開設した、と書かれているが、もちろんその当時はKDDだった。

「あるエンジニアが、テレハウス・ノースを〝ヒースロー空港のインターネットビル版〟といったが、その意味がわかった。ただし、ここはとんでもなく重要だった。世界でもっとも接続されているビルという現状が、床材の剥がれを埋めあわせていた。この点についていえば、ここはそういうところだった――改善することはほぼ不可能だった。ロンドンは通りが狭すぎると文句をつけるようなものだった。」

テレハウスで銅の採鉱をすればひと財産築けるというのが定番のジョークになっているとのこと。本当かな。

日本も大手町がハブになっていて、それは歴史的な経緯があり不可逆的だ。ニューヨークの話もとても似ている。

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Posted by ブクログ 2013年06月11日

面白いテーマなのに作りが悪くて、本としては面白くない。
文章力があまり無いのに推敲されない紀行文がだらだら流れるし、どう考えても写真、図版をバンバン入れるべき本なのにほとんど無い。
Googleのきな臭さは興味深かったが、それにしても、もっと編集して再構成して欲しい。
同様の企画を日本で行い、門前払...続きを読むいの嵐になるところを余すとこなくきちんと伝えて欲しい。

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Posted by ブクログ 2013年04月06日

インターネットを機能させている通信線や光ファイバー、ルーター、大小のネットワーク接続ポイント、海底ケーブル、データセンターといったインターネットの物理インフラを見たいと思い立ち、世界中を旅した著者のルポ。
ある事件を機に、著者は、自宅のパソコンやモバイル機器がインターネットに「つながっている」ことを...続きを読む実感し、実際に、どこでどうつながっているのか、そもそも、インターネットの実態は何かを調べ始める。社会の重要なインフラとなったインターネットは、セキュリティの関係から秘密ばかりかと思いきや、案外オープンで、著者は、高性能の通信機器や光ファイバーだらけの施設を見て歩き、それを本書で報告しつつ、その歴史についても触れている。
書かれている内容は、おおよそ予想どおりで、それほど驚きはないが、グーグルのデータセンターが閉鎖的・排他的であるのに対し、フェイスブックのそれがオープンという対比は、面白かった。
ただ、文章が少し生硬く、読みにくさを感じることが結構あったのが残念。翻訳の問題なのかもしれないが、もしかすると、原文が少々難解で、それを忠実に翻訳したのかもしれない。
アメリカとヨーロッパの話が中心だが、地理的によく分からず、地図で調べることもあった。そんな中、所々だが日本のことが出てきて、具体的なイメージが沸いて、ほっとしたりもした。
本書を読まなくてもインターネットを使うのに支障はないが、読んでみると、インターネットのバックボーンを実感できて面白い。

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