【感想・ネタバレ】先生が終わらないのレビュー

あらすじ

週6日の練習で、目指せ全国大会!
――部活動って、そんなに頑張らないとダメですか?

部活動の顧問≒タダ働き、にもかかわらず、
学校の先生は「子供達のために」今日も残業地獄。
中高生とその親世代から、いま最も信頼される著者が、
教育現場の理想と現実に迫る、学校変革小説!

都内の公立中学校で、ひとりの音楽教師が過労死した。
働き方改革の命を受け、教育庁から赴任した新校長が掲げたのは、
「定時帰り」「部活動廃止」「完全週休二日制」。
同僚の訃報に「次は私かも」と怯える、英語教師の亜梨子。
勉強で負けても、部活では私立中に勝ちたいバレー部部長の一花。
子供達の青春の場を守ろうと、使命感に駆られる保護者会会長の優佳。
それぞれの立場から「学校」のあるべき姿を見つめ直す、再生の物語。

【著者略歴】
額賀澪(ぬかが・みお)
1990年茨城県生れ。2015年に『屋上のウインドノーツ』で松本清張賞を、『ヒトリコ』で小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。「タスキメシ」シリーズ、「転職の魔王様」シリーズ、『天才望遠鏡』『さよならの保険金』『恋するブタハナ』『1冊目に読みたい小説の書き方の教科書』など著書多数。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

とある先生の過労死によって行われた教師の働き方改革。
その真っ只中の学校で描かれる様々な視点での物語です。
私は教師ではないので、実際どれくらいブラックなのか分かりませんが、なかなかリアルなのではないでしょうか。
とても面白くて、ページをめくる手が止まりませんでした。

ただ、ひとつ気になる点があります。
それは『目を瞠る』や『肩を竦める』という表現が何度も何度も出てきます。
毎度表現を変えろとは言いませんが、その繰り返しが正直気になりました。
これは私の好みの問題かもしれないし、意図して書かれているなら申し訳ないです。

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2026年09月17日

Posted by ブクログ

部活が先生達を苦しめているんだ!

公立小中学校の先生が働き過ぎだという記事はよく目にする。朝が早い、休憩が取れない、授業後は部活指導や事務仕事、保護者対応。そして週末は部活の遠征の付き添い。これがずーーーっと続く。残業という概念がなく、残業代が出ない。

典型的なやりがい搾取。

子供達のために、学校の先生には心身共に健康で居てほしい。長時間労働はダメだし、せめて時間管理をして残業代は出さないと。消費税減税2年間なんてやらずに、そのお金で、公立小中学校の先生の給料を上げた方が良い(特に地方)。そういえば、アメリカの公立小学校は、1クラス生徒20人位だったよな。日本はやっと35人にしたばかり。先生が少なすぎ。

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと考えさせられる、教育現場のリアル

週6日の練習、目指せ全国大会! ――部活動って、そんなに頑張らないとダメですか?

教育現場の理想と現実を描いた、今とてもタイムリーな社会派小説。

中学教師の過労死をきっかけに、「学校」や「部活」のあるべき姿を問い直す1冊です。

「定時帰り」「部活動廃止」「完全週休二日制」を掲げる新校長。 同僚の訃報に怯える英語教師、部活に懸けるバレー部部長、青春を守ろうとする保護者会会長。
生徒、教師、保護者……それぞれの立場から描かれる群像劇だからこそ、すごく引き込まれます。

先生が限界まで働く今の状況は、やっぱりおかしい。
教員の働き方改革や部活動のあり方について、しっかり、向き合わなきゃいけないなと感じました。
学生さんはもちろん、親世代や先生方にまで、ぜひ手に取ってほしい作品です

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2026年09月12日

Posted by ブクログ

物語を通して部活動の在り方を考えさせられます。教育的意義はともかく今でも仲良いのは部活の友達なのでなくなると寂しい一方、誰かの善意で成り立っていて、神格化されてる現状への違和感もあります。
あと、都知事の命で教育庁から公立中学に異動というのは?

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

予想はしていたけど、テーマが重い。

多くの人に読んで欲しいという気持ちと、読まないで欲しいという気持ちが同時に存在してしまった。教育現場の問題点の闇の深さを如実に物語っていたと思う。

解決する力を持ってる人が本気で解決する気がないのが非常に残念。

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

よく取材とかされて書かれたのかな?と思うぐらい、内情まで書かれてる感じがして読み進めました!
なかなか線引きできないんだよなぁ…

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

中高とそこそこ強豪の吹奏楽部で、お正月以外休みなく部活に励んでいたので、単に先生側に興味を持って手にしたのですが、教育現場の働き方改革の難しさについて、考えるきっかけになりました。

私に関わってくれた先生ひとりひとりの顔を思い出しながら読み、熱意を持って指導してくださった先生たちに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
先生たちは自分自身の人生を生きてほしいと思う一方で、思う存分部活にのめり込める短い時間を大人の都合で犠牲にするのは違うような、、両方の折り合いの付け方、今の教育現場の大きな課題だなと思いました。

地域との繋がりの希薄化や共働きで、おとなと子どもの関わりが減ったり、叱らない子育て叱れない環境が増えた現在、学校がそれを一手に担うべきでもないので、もっと余裕があって、あたたかくて、豊かな社会であってほしいです。

学校と家庭の関係性、地域の関わり方、教育は考えれば考えるほど難しい…

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2026年09月22日

Posted by ブクログ

物語は、都内の公立中学で吹奏楽部の顧問を務めていた教師が過労死する場面から始まる。

SNSに残された「限界教師ヨッシー」の呟きは、読むだけで胸が苦しくなる。

折しも、私の暮らす市では、今年の夏に市立中学校の部活動が地域完全移行したばかりで、描かれる状況はあまりにも現実的だ。

働き方改革の流れを受け、教育庁から赴任した新校長は「定時帰り」「部活動廃止」「完全週休二日制」を掲げる。

しかし当然ながら、教師・生徒・保護者の意見が一致するはずもなく、改革は一筋縄ではいかない。

教育現場のリアルを真正面から描いた社会派小説。

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2026年09月15日

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