あらすじ
華族の母と英国人の父との間に生まれた椿は、
両親を亡くし親族から虐げられていた。
それは彼女の青い瞳と英国の教養、堪能な英語のため――。
ある日、椿は身売り同然に高齢の成金貿易商に嫁がされる。
しかし彼・志賀聡一郎の正体は、多数の浮名を流す美青年だった!
彼は有望な通訳として椿に目をかけるが、
ある想いから「この結婚に愛はない」と宣言し……。
聡明な乙女が教養とひたむきさで愛と運命を切り開く大正浪漫、開幕!
感情タグBEST3
サンドリヨン?
舞台は神戸、ちょうど時代は明治か大正の頃。
ハーフとして生まれた椿は両親ともに亡くなったことで親戚の家に行くのですが、シンデレラっぽい話でした。
それと人の能力は協力していただいてこそであって封じ込めるものではないですね。
いとこの楓とその母は育ち方が間違ってしまったようですがヒロインとの対比では際立っていたかと思います。
Posted by ブクログ
虐げられていた令嬢が結婚を機に逆転していく物語。
最初に出てきた虐げられていた場面は本当に胸糞ではあったが、彼女自身の英語力のお陰で結婚してからは割と順調。
安心して読めた。
彼女が今の状況になったのが幼少期からではなく、それまではちゃんと両親から愛されていたし、勉強もさせてくれていたのが大きい。
実は若かった旦那様の力がなくても、自力でどうにかなった気もする。
終盤はお決まりの、義妹のせいでピンチにはなるが旦那に助けられてざまあな展開に。
根こそぎ持っていかれたのには、申し訳ないが笑ってしまった。
でも現実は受け止めないのだろうな、彼女は。
この終盤のざまあ展開が足早だったのが少し気になった。
風呂敷畳むのを焦ったように感じたので。