あらすじ
この45年間で客室数が33倍に急拡大したホテル業界。成長を支えたのは、日本で生まれて独自の発展を遂(と)げたビジネスホテルでした。
なぜビジネスホテルは、拡大しつづけるのでしょうか。
宿泊料金の定価という負のスパイラルに打ち勝つべく、各社はサービスを競い合い、ライバルとの差別化を図りました。
本書ではその実態に迫り、ビジネスホテルがなぜ「おいしい商売」な のかを明らかにしていきます。あわせて、ホテル業界の内幕に詳しい立場から、日本のホテルの現状を分析。
「また来たい」と思わせるための秘められた企業努力を紹介しています。
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Posted by ブクログ
この45年間で客室数が33倍に急拡大したホテル業界。
成長を支えた日本独自のビジネスホテルという業態。
はじめに、なぜ人はホテルが好きなのか、から始まり、おわりにホテルの楽しさは永遠にに締めくくられているのだが、本編は、論理的に章立てられユーモアを交え読者を説得する手法は著者の頭脳明晰さが如何なく発揮されている。
第1章 現代日本の宿泊事情
第2章 ホテルは人間動物図鑑
第3章 コモディティー化するホテルの宿泊料金
第4章 ホテル経営消滅物語
第5章 ホテルをプロデュースする
となっている。
著者は、不動産業界からホテル経営に職場を変え、現在はホテルオーナーに対するアドバイザーの他、ホテル・不動産市場に関する論説、講演活動を展開されている。
今後ますます、日本における旅事情が快適になっていくことを期待して、レビューといたします(笑)。
Posted by ブクログ
予算が許す範囲で如何に自分好みのホテルを見つけるか。ここ数年の私的課題である。減らしてよい経費、いけない経費にとても納得。アメニティの満足感は侮れない。基本から裏側までわかりやすかったが、読んで強く思ったのはホテルに喜ばれる客でありたいということ。スタッフに「お客様は神様」の精神で親切にしてもらえるのはありがたい。でも、客側の行儀が著しく悪いなら、それはもう疫病神ではなかろうかと感じてしまった。
Posted by ブクログ
経済学的な視点だけでなく、実際にホテルで働いている中で出会った珍客やコスト削減法、ホテル業界の歴史やシステムなどについて書かれています。経済での視点でのみ書かれていると思っていたので、楽しく読み進められました。
Posted by ブクログ
設備管理費30%削減を達成して、役員からできるとは思わなかったと驚かれた件が、一番記憶に残った。既成概念を外せば、やれることは多いと参考になった。
Posted by ブクログ
感想:最後の50ページは参考になった
ビジネスホテルのテーマで本を探し行き着く。著者の牧野氏はBCG→三井不→独立、ホテルオーナーへのアドバイザリー等でご活躍のようです。
感想。いろいろ書いてありますが、個人的に参考になったのは特に最後50ページ。備忘録に残しとく。
備忘録。
・シティホテルもビジネスホテルも、建物の基本的構造は一緒。
・違いは人件費、管理・サービス・清掃・飲食。
・ビジネスホテルは、対売上比率で、人件費が15~20%、清掃・ベッドメイク・メンテナンス費が10%、水道光熱費が7~10%。
・売上から上記費用を引いたのがGOP。
・GOPの60~80%が賃料負担能力。
・FFE:ベッド、家具などの什器備品。
Posted by ブクログ
タイトルと内容がちょっとずれているような。
ホテルの収益構造の説明や、
業界の流れが分かりやすく書かれていると思う。
結局、「価格競争、効率化、そして稼働率を上げることに注力した結果、、安価を実現しています」、
ということなのだろうか。
安価になった原因は分かるのだが、
何故4000円という価格でやっていけているというのかが
イマイチ良く分からなかった。
あと、ホテルのよもやま話が結構面白い。
泊るホテルをちょっと違った視点で見ることができそう。
Posted by ブクログ
ホテルの財務的な話かと思いきや、ホテルの裏話の本でした。
本題に直接関係するのは、全5章のうち、1章だけでした。
が、ホテルの裏話はなかなか面白かったですし、収支構造についても参考になりました。
「旅館からホテルへ」という変化が、家屋の洋風化に対応しているのは、当たり前ではありますが、妙に納得しました。
個人的には「ホテルで和室」がベストなのですが、なかなかそうはいかないようですね。
Posted by ブクログ
タイトルから想像されるビジネスホテルの利益構造については後半に少々触れられている程度。むしろ、ホテル業界についてのマニアックな豆知識や著者がホテル業界に従事していた時の裏話などが中心。とはいえ、これがなかなか面白いのだ!ネットが普及し、あらゆるモノがコモディティ化するなかで、価格以外の差別化が難しくなっている世の中でどうマーケットを拡大するか、ココは考えさせられるポイントだ。
Posted by ブクログ
ホテル経営コンサルタントの筆者が描くホテル論。どこでお客様をゲットするのか、その一方コストはどのように落としていくのか。
コストカットについては安ければいいというものではありません。必要なものは残し、不要なものは削り、その繰り返し。
また、ホテルというものがこの30年間でいかに身近なものになってきたか(低価格化、提供量の増加により、ここでもコモデティ化が、と)
出張時よくお世話になるビジネスホテルについても詳しく触れられています。
Posted by ブクログ
最近、旅行の宿予約をネットですることが多くなって、旅館とかホテルとかそういうのに興味があったので読みたくなり購入。
けっこう知らんことばかりで面白かったー!
旅館とホテルの違いは何か、とか。
東横インの東横ってどういう意味なんか、とか。
そしてネット上の口コミはどう信じるべきなのか、は勉強になった。
書くときも気を付けよう。
明日からの旅の前に読めてよかった1冊。
Posted by ブクログ
ホテル事業者→旅行代理店(手数料15%)
ホテル事業者→予約サイト(手数料6%)
サラリーマンの心つかむキャッシュバック
経費の大きな部分は人件費、次が清掃費
シティホテル人件費40%(売上に対する)
(売上に対して)
ビジネスホテル人件費15〜20%
ビジネスホテル清掃費10%
ビジネスホテル水道光熱費7〜10%
残った収益GOP=50〜60%
売上=客室平均単価ADR × 稼働率
賃貸の場合
賃料負担力はGOPの60〜80%程度
Posted by ブクログ
固定費ビジネスのホテル業。昔から営業しているホテルだと、かなり無駄が多いこともあるよう。コンサルタントである著者がどうやって35%のコスト削減に成功したか、現場目線で書かれていて面白い。タイトルにある一泊4000円については、始めの建物賃料設定次第では利益を出せるようだ。一番へー、と思ったのは、「大手ホテルでは3,4年に一回は自殺が出る。汚れがひどくなければ翌日から稼働。」
Posted by ブクログ
■ホテル
A.「ここがいい」といよりも、「これならいいか」「ここでもいいよな」と思わせる設え、サービスをとことん突き詰めたのが、東横インの強み。
B.ホテルで採用するのはおばあちゃん子に限る。
C.巻末におすすめホテル一覧。