あらすじ
成功の象徴として都心のタワマンに住むことに憧れていた独身30歳の清那。格安でヴィンテージタワマンの低層階を購入し入居するがマンションの総会に出席すると、理事は高層階住人のみで、管理組合規約にない奇妙なルールの遵守を言い渡される。リフォーム禁止、来客禁止、勝手な売買禁止などに加えて、聞いたことのない神を祀った祠の管理まで。とんでもない物件を買ってしまったと後悔する彼女だが、しだいにマンションでは夜中に下駄の音が廊下に響き渡り、さらには〈何か〉につけられている気配が――。「今、自分は本物の〈因習〉が生まれる瞬間に立ち会っているのかもしれない。都心のタワーマンションの中で」
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1話目の後半あたりから、あ、こっちの方向性なのかって思い始めて、気になってどんどん読み進めた。
神様を信じるかは人それぞれだけど、結局いろんなものを歪めていくのは人なんだろうなって思った。
Posted by ブクログ
因習って言葉が田舎に限定して使われることがおおい田舎ですが、そんな中で「人が集まれば、都会田舎関わらず因習は生まれるんでは?」って読んでて思うホラーが好きです。
Posted by ブクログ
2025年『うたかたの娘』で第45回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉〈カクヨム賞〉をダブル受賞した綿原芹さんの2作目はタワマンホラー。
主人公は都心のタワマンに住むことを熱望していた清那。
格安でヴィンテージタワマンの低層階を購入したものの、入居直後から違和感が募る。
全戸のバルコニーに挿された黒い風車、意味不明なルール、高層階からの露骨なマウンティング、そして敷地に祀られた神〈ぬひんさま〉の存在。
終始じっとりとした空気感。
説明のつかない怪異も恐ろしいが、人間の業の深さこそ最大の恐怖。
こんなタワマンは無理。
Posted by ブクログ
ホラー小説を読んだ事が無いので、新刊コーナーにあったこの本を読んでみました
最初は怖っと思いながら楽しんで読めましたが、読み終わった感想はストーリーもホラーの原因の謎解き要素もパッとしない。
ホラー小説は文章が上手くなくても成立するんだというのが素直な感想です
次もこのジャンルの本を読みたいとは思いませんでした。