あらすじ
米国資本の大手製薬会社を辞め、フリーとなった神原恵弥は九州のN崎を訪れた。N崎出身の祖母が遺した不思議な数え唄の意味を探るためだ。だがそんな恵弥に対しN崎大学の医学教授が、米国の監視下に置かれている女性科学者への接触を求めてきた。出島で見つかったある物質について博士の意見を聞きたいという。恵弥は、まるで影のような存在の博士とまみえることはできるのか? そして、唄の歌詞「かたむくマリア」に込められた秘密とは? 謎めいたラストが鮮烈な余韻を残すシリーズ第四作!
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Posted by ブクログ
待ってたよー!
神原恵弥シリーズ大好き!
まさかの前作の続き的な位置付けとは!
色んな意味で嬉しい。
「クレオパトラの夢」のように多田との旅というのもいい。恩田さんの作品だーと読んでいて本当に幸せを感じる。
何やらキナくさくなってきてるのに、読み手としてはやけにウキウキしてしまう。
結果、恵弥より上手なのは慶子と和見でまたもや恵弥はしてやられたりというのがまた良い。
橘に裏切られたと感じる恵弥が切なかった。
Posted by ブクログ
シリーズ4作目
とはいえ、ブラック・ベルベットから11年(MAZEから四半世紀!)
あらすじは全く記憶にないけど、終盤、ヘリコプターでの救出劇からの一連の怒涛のサスペンス展開は、今でも脳内に画像として鮮明に残ってる
ただ、本作は長崎旅行ミステリー風珍道中
独自の目線で不穏な影を切り取るところや、登場人物との掛け合いの楽しさはさすが
「で、何が起こるの?」という期待を完全に裏切られながらも、歴史を知るいい長崎旅行だった
次回への布石だったらいいなあ
Posted by ブクログ
10年ぶりの神原恵弥シリーズ第4弾。
5年前に小説推理に連載しているのは知っていたが、ようやく単行本出版されました。
前作の続きなので、10年ぶりといっても割とすんなり世界観に嵌りました。
最近のシリーズ傾向通り、大きな風呂敷は広げられるものの、結末はあっさりでした。
今回はサスペンスよりもミステリー主体といった感じで、会話劇による謎解きが著者らしかったです。
ただ、具体的な固有名詞が出てきているのにN﨑県とかS本国際墓地とか伏字にする意味が良くわからないです。
主人公の次の仕事を作者も模索している感じでしょうか。
Posted by ブクログ
神原恵弥シリーズ第4弾。
前作の続きの内容&長崎旅行かつリハビリ?みたいな内容でした。
歌にものすごく意味があるのかなと期待してたけど、そうでもない…?
読みやすさはありました。
MAZEははらはらしたり謎めいてたりして何回も読んだけど…。
恵弥現役時代の仕事の話を読んでみたい気がする。
Posted by ブクログ
九州N崎出身の祖母が遺した、謎めいた歌詞の数え唄。「かたむくマリア」とは?多田直樹と共にN崎を訪れた神原恵弥。存在を消されたアキコ・スタンバーグとの接触を求める大学教授。恵弥の記憶に残る軍艦島。
神原恵弥シリーズが久々に出たので。前作からほぼそのまま続いている感じ。橘との事で傷つき気味の恵弥やリハビリ中の多田など満以外は再登場。
若干謎がぼんやりしていて、色々とっ散らかった印象。
Posted by ブクログ
久しぶりの神原恵弥シリーズ新刊
前作ブラック・ベルベットの続き色が強い
その割には刊行間隔空きすぎたけど
舞台は長崎
いままでほどデンジャラスじゃない恵弥の旅
恩田陸はよほど長崎と長崎菓子が気に入ったのか
酒亭darknessにも取り上げてたし
一口香にカスドース、食べたくなるじゃないか
なんだか不完全燃焼だったブラック・ベルベットがこれにて完結といったかんじか
盛り上がりには欠けるけど、何も起こらないのに周りが勝手に慌てふためいて話が転がっていくのは面白かった
恵弥はフリーランスよりも企業戦士側の人だと思うから今後の再就職先も気になるところ