【感想・ネタバレ】夜想いのレビュー

あらすじ

一年間不登校だった中学生の始は、春から再び学校に通いだした。その目的は、この学校にいるはずの〝ある人〟を捜すためだった。そんな中、始は校内の廊下に倒れている女子生徒と遭遇する。彼女は「星空中毒」という珍しい病気にかかった、高等部の遠山先輩だった。夜空の星を長時間見続けることで発症するその病気は、近年発見されたばかりの未知の病だ。始は、遠山先輩の友人・ひまわりに勧誘され、星空中毒を観察する「空想研究会」へ入ることに。研究会の活動をするうちに、始はかつて遠山先輩やひまわりと親しかった、今は亡き少年について知ることになり……

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Posted by ブクログ

⭐︎3.5

冒頭から謎めいた展開に引き込まれ、好奇心をくすぐられながら読み進めました。『星空中毒』という斬新な設定が非常に面白い!作品の世界観が魅力的。

始とケイティが抱えるそれぞれの「喪失」は内容は違えども、その心に空いた大きな穴を埋める何かを必死に求めている点においては同じでした。
人はそんなに強くない。でも一方でそこはかとない強さを持ち合わせるのも人間なんだなと…。

10代特有の眩しさや繊細な情緒、そして抱えきれないほどの苦しみや葛藤が丁寧に掬い上げられており、胸に刺さる作品でした。

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2026年07月24日

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