夜想い

夜想い

小説・文芸
1,870円 (税込)

9pt

一年間不登校だった中学生の始は、春から再び学校に通いだした。その目的は、この学校にいるはずの〝ある人〟を捜すためだった。そんな中、始は校内の廊下に倒れている女子生徒と遭遇する。彼女は「星空中毒」という珍しい病気にかかった、高等部の遠山先輩だった。夜空の星を長時間見続けることで発症するその病気は、近年発見されたばかりの未知の病だ。始は、遠山先輩の友人・ひまわりに勧誘され、星空中毒を観察する「空想研究会」へ入ることに。研究会の活動をするうちに、始はかつて遠山先輩やひまわりと親しかった、今は亡き少年について知ることになり……

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    夜想い
  • タイトルID
    :
    20191102
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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夜想い のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    大切な人を失った人たちの失ったあとの物語。ツグミの謎、お父さんの謎がわかった時それぞれにそれぞれの思いと葛藤と迷いと逃げがあって子どもらしからぬ感情的ではない淡々とした進み方にどこか不思議な気持ちになった。人間味が溢れてたのはひまわりじゃないかな、住野よる先生の言葉遣い、ほんとに大好きです。

    0
    2026年08月06日

    Posted by ブクログ

    登場人物が心の優しい人ばかり
    人が死んだら花を感じ風に触れ星を見上げる…人の死をそんな想いが出来るなんて素敵に思う
    不器用な中学生が模索しながら仲間を思う温かい気持ちになれる

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    不器用な登場人物たちが紡ぐ関係性がとにかく温かく、胸の奥にじんわりと染み渡る一冊だった。
    どこか青臭くて切実な「青春」の熱量が心地よく、読み終えた瞬間、胸がいっぱいになって優しい気持ちになった。
    劇的な派手さではなく、人と人との体温が静かに伝わってくるような読後感。心がほどけて、温かい余韻にいつまでも浸っていたくなる。

    0
    2026年09月19日

    Posted by ブクログ

    私には面白かったけど、ほかの人に勧めても刺さらないだろうなとも思う

    『君の膵臓をたべたい』の雰囲気が感じられる青春の描写に心を揺さぶられた

    始の悩みは自分の気持ちとまっすぐ向き合ったからこそなのかな

    0
    2026年09月09日

    Posted by ブクログ

    住野よるのまとめ!と言った感じの作品だった。
    ところどころ叙述トリックのような表現があるので少し読みづらさはあるが、それに報いる満足感は確かにあった。喪失をテーマにした作品は無条件に自分に刺さる部分はあるが、この作品はその中でもマイルドに苦しさに寄り添ってくれるものだと思った。
    星空中毒というワードのファンタジー色が強く、もっとライトな内容を勝手に想像していたが良い意味でその想像を裏切られた。
    むしろそのライトなファンタジー感が、シリアスな物語にうまく輝きを与えているように感じた。
    どの場面も人物同士のやり取りがとても綺麗で、タイトル通り常に夜を想わせられるような素敵な作品でした。

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    星空中毒っていう設定はすごく良かったが途中よく理解できなかった部分もあった。
    最後もどういう事か理解しきれなかった…
    ただツグミとケイティの関係性の所は好きだった。

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    脱字らしき場所を見つけてからそれが気になってたまらない。そのような問い合わせをしたことがないのでドキドキしながら一度サイトに記載の通りに電話をかけてみたが、出ず。もう一度かける勇気もなくここに残します...。

    p.347 「人は死んだら、星や花や風になる。ケイティが今、星を見たい理由は、そのどれでもないと、始には思え。」
    →「思えた。」なのでは...?

    終始不思議な感覚だった。完全にのめり込むというところまでは辿り着けず。少し遠くで近づかず離れずで並走しているような気分。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    最初の設定は良かったのですが、後半の一波乱は無理やり感があったように思いました。君の膵臓を食べたい、に匹敵する程良かっただけに少し残念でした。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    同級生の「死」をテーマにしながらも、死の瞬間そのものを直接描かず、星空中毒というファンタジックな病を組み合わせることで、「死」そのものへの漠然とした恐怖や痛み、悲しみよりも、もう会えない寂しさや生活からその人がいなくなってしまう喪失感に自然と焦点が定まっているように感じた。かといって、いわゆる“お涙頂戴”的な展開になっていないところに好感を持った。

    物語では、様々な人物の一人称や三人称も使われている。その中で、
    ・ツグミの第三者の視点にボリュームがあること
    ・ひまわりには一人称がないこと
    が気になった。
    ツグミと第三者の視点では、タルトのおいしさを表現する場面をはじめ、豊かな語彙や印象的な比喩が数多く使われている。読者自身も、言葉の豊かさと、それが人に与える影響を感じることができる。
    「そこに話しかけに行くのは綺麗に出来たシャボン玉を割りに行くようで気が引けた。」が好き。

    ツグミを”少年”と呼ぶ存在は、きっと星空ではないかと感じている。星空と一体になったツグミの視点。

    一方で、ひまわりの複雑な胸中については、あえて一人称で語らせず、読者がその想いを察することに委ねられているようにも思えた。始の「結構、むかつきます」という表現に共感したが、彼氏と別れた理由や巡との共通点を考えると、ひょっとしたら影響力と行動力のある表面とは違い、彼女にもどこか「幽霊」のような気質があるのかもしれない。

    何より、「星空中毒」というものについて考えさせられた。星空中毒が、ファンタジックな単なる病気ではなく、愛情でもあり、弔いでもあり、贖罪でもあり、執着でもあり、もしかしたら自傷行為ですらあるのではないか。そうに思い至ったとき、この作品には、書かれている以上の奥深さを感じた。

    青春、恋愛モノではあるけれど、その枠だけでは収まらない、著者らしい深みのある良作だと思う。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    星空中毒という架空の病気にかかった女子高生と、父のいない不登校から復帰した男子中学生を中心にした青春小説
    不器用な登場人物による人間関係、恋愛関係や家族関係が描写されている
    意思が強かったり、全体的に無関心風だけど変に関わったり、なんだか不思議な登場人物たちだと感じたが、その強い思いがなぜそこまで強いのか最後まで理解しきれず消化不良

    0
    2026年09月21日

夜想い の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    夜想い
  • タイトルID
    :
    20191102
  • 電子版発売日
    :
    2026年07月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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