あらすじ
個人宅を調べて欲しいという変わった依頼で天才発掘師・西原無量が向かったのは鹿児島県霧島市。
なにやら家に伝わる遺物を見てほしいのだという。
鹿児島県に飛んだ無量、萌絵、ミゲルの3人を出迎えたのは懐かしの人物――萌絵の中学時代の幼馴染、桜間涼磨だった。
今回の依頼主は涼磨の学生時代の先輩で、涼磨が無量を紹介したらしい。
現場に着いた無量たち一向は依頼主から桐箱に入った岩偶を見せられる。
不思議な動物の形をしたその「お戌さま」の出所を調べてほしいと依頼主はいうのだが――。
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Posted by ブクログ
大好きなシリーズの最新作。
幕末〜明治の鹿児島を舞台に、激動の時代の中で信仰を守ろうとした人々の想いの強さに胸が熱くなる。 歴史の授業では扱わない部分の深掘り・考察プロセスが興味深い。専門家ではないのでフィクションとの境界線はわからないけれど、心地いい歴史浪漫を全力で堪能できた。 大学では文献史学専攻だったけれど、これを読むと考古学もやりたかったと思ってしまう。