【感想・ネタバレ】たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだのレビュー

あらすじ

高校2年生のなずなのクラスメイト・鈴白くんが、突然命を絶った。
彼は明るくて容姿も成績も良い、学校の人気者。
だから、彼に限って自殺なんてありえない……皆そう思っていた。

「彼の悩みに気付いていたら」。後悔が膨れ上がり、
その晩なずなは鈴白くんと一緒に作った思い出の砂時計に「時間を巻き戻したい」と願って眠る。
翌朝目覚めたなずなは、なんと1ヶ月前にタイムリープしていた。
笑顔で登校してきた鈴白くんの姿に安堵するなずなだったが、
ひと月後、彼はまた死を選んでしまう。

鈴白くんの死を止めるため、何度もタイムリープを繰り返すなずな。
そんな彼女の行動に、ひとりだけ気づいている男子生徒がいて――。

なずなは残酷な運命を変えられるのか。
何気ない毎日が愛おしくなる、祈りと叫びの青春物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

良かった。読んでる途中から願ってたハッピーエンドではなかったけど。
弁論後のシーンは、鈴白の死を経て、なずながこれからやり直しのきかない道を進むことへの強い覚悟を決めた感じが良かったし、美結と律子の声かけもめちゃ良かった。
2人が諦める決断をした時は、鈴白が助かるまで諦めるなよと思ったけど、実際に何回も繰り返しやり直す生活を送る2人からしたら、目の前で鈴白が死んだことは結構な絶望だったと思う。
なずなとあざみが鈴白を尾行してるホームのシーンは、緊張が伝わってそこにいるみたいに心臓どくどく。
でもやっぱり何で2人に打ち明けられなかったのかなーと残念に思う。葬式のシーンは残された家族がいたたまれなくて読んでて辛かった。

0
2026年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なんて表現したらいいんだろうか。それが一番初めに浮かんできた気持ちだった。
特殊な設定から始まるのは、この作者特有のもので、てっきり恋愛や伏線回収ものかと思ったら、ずっと何か考えさせられる内容だった。なぜがずっと頭の中心にあり、結末もハッピーなのか、バッドなのか、どう表現したらいいのか難しい内容だった。それでも心に何かを残してくれた貴重な一冊だった。

改めてこの作者が好きな人は、宇山圭佑も好きなのかなぁと思わされた。

0
2026年08月12日

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