【感想・ネタバレ】1+1のレビュー

あらすじ

何を食べて、何を飲む?
人生に寄り添う
愛おしい味がある

俳句結社「水軍」の同人である瑤子は、行くべきかためらっていた。
同じ結社で人たらしの拓郎から誘われた、自宅での食事会。
直前に取った1本の電話が、その意味を変えてしまったから……
(「鱚のフライと白ビール」)

それぞれの人生、それぞれの背景を持った、多様な登場人物たち。
当人たちが抱える“心のもや”が、
「ペアリング」を通して、少しだけポジティブへと変わっていく。

料理と飲み物、そして味わう2人。
2つの「ペアリング」をモチーフにした24編。
極上の掌編小説集を、ご賞味ください。

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Posted by ブクログ

たまりません。

装幀に加え、頁を開けば色鮮やかな料理のイラストがドーンと目に飛び込んでくる。

24編から成る本作は料理と飲み物のペアリングが楽しめる飯テロ本。
お酒を全く飲まない私だが、ちょっと飲んでみたいと思わせる魅力がある。

俳句結社「水軍」に関わる人々の日常が連作形式で描かれ、どの話も身近で気づけば物語に没入していた。

それにしても結社の中心人物、61歳の拓郎さんのモテっぷりときたら。
料理上手で気配り上手、チャーミングな性格。
私も句会のメンバーになりたいと思ってしまう。

味わい深く読後にほのかな余韻が残る一冊。

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2026年05月08日

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