【感想・ネタバレ】みどりいせきのレビュー

あらすじ

このままじゃ不登校んなるなぁと思いながら、僕は小学生の時にバッテリーを組んでた一個下の春と再会した。そしたら一瞬にして、僕は怪しい闇バイトに巻き込まれ始めた・・・・・・。でも、見たり聞いたりした世界が全てじゃなくって、その裏には、というか普通の人が合わせるピントの外側にはまったく知らない世界がぼやけて広がってた――。圧倒的中毒性! 超ド級のデビュー作! ティーンたちの連帯と、不条理な世の中への抵抗を描く。第37回三島由紀夫賞、第47回すばる文学賞受賞作!

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Posted by ブクログ

最初、ん?と思いながらも読み進めてみたら途中で急に読みやすくなってぐっと引き込まれた。
読むというよりは感じてほしい。

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2026年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ほぼ2年ぶりに読み返したけどおもろかった。
読んでるとぐにゃぐにゃした気持ちになるけどそれがこの小説のバイブスなんだと思うし、それを味わうためにも読むべき。
あと支離滅裂なようで一貫した反骨精神があるから大好き。戦争批判と環境問題の意識が至る所で滲み出ていて、作者はきっと何もかもこのオワコンのような汚い社会というか世界全体にブチギレてるんだろうなって思う。でも冷笑に終わるんじゃなくて愛と人間同士の絆の重要さを示しているのが熱い。冷笑ばっかのこの社会で読まれる価値しか無い。

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2026年02月27日

Posted by ブクログ

今の若者たちは、どんな国語教育を受けてきたのだろうかと心配になるような、ポップでリズム感に溢れた、窒息するわ!ってぐらい息もつかせない文章の羅列。自由すぎる文体。
なんなのこれ。よくわからん。
だいたい若者言葉がわからんし、原稿用紙の使い方、めちゃくちゃ。
プロジェクト・ヘイル・メアリーの科学的な説明ぐらい、わかんない。

でも、嫌いじゃないです。気が付けば、ハマってる。後半からは特にイッキ読みが加速しましたわ。

なんとなく、若い子たち閉塞感であるとか、そういうことは感じられるような気もするが、分からなくたっていいんじゃないかな?
わかった気になってるのも、オヤジかムリして理解者ぶってるみたいでイヤだし。

私の知らない文体が、まだまだある。
読書偏差値がまだまだ上がりそうな本に出会いました。それだけ言っておきます。

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

序盤は読みづらさを感じるもののカチッとハマる瞬間がくるとその後はかなり楽しく読める

ページ数が少ないのにちゃんと展開がありいろんな社会問題に触れていたりとすごいなと思った
ボリュームがある

アングラ好きもかなり楽しめると思う

あのスピーチのインパクトすごかった本、文庫化したんだと思って読んでみたけど読んでよかった
もう一度スピーチを見たいと思ったのに見つかりませんでした

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

◼️ 太田ステファニー歓人「みどりいせき」

ドラッグと仲間とスリル、破滅。すばる文学賞、三島由紀夫賞らしい。

あまり画一的にくくるのもなんだが、文体を口語に近づけて書くこと、人の心に浮かぶ無数の感覚や想いを多く言葉にすること、というのはいくつか先例を読んだことがある。ただ、そこにも著者ごとの特徴があり、さらに構築されるドラマから醸し出されるあらゆるものに独自の筆致が現れる。さて、今作は・・

高校生の桃瀬は、無気力で学校をサボりがち、アルバイトもクビになる。父が死んでから、母親とも距離を置いている。野球の小学生チームの時バッテリーを組んでいた小春と学校で再会し、ドラッグ入りのクッキーを食べさせられたのがもとで、グミ氏、ラメ氏らと小春の女子たちに成瀬先輩や小春の兄のしーちゃんがからむ密売グループと付き合うようになる。金回りがよく、一軒家のアジトを持つ仲間たちと過ごす時間は久しぶりに心地よいものだったが、やがてナワバリ争いやブツの奪い合いという危険が忍び寄るー。

春の受け渡しのボディガード役となり、魅力的と思える仲間と集まってはドラッグでラリる日々。どこか他人を見下して友人もなく、うまくいかない生活をしていた桃瀬は、平たく言えば、生きている実感と温かいものを得る。

マシンガンのようで、読んでても意味不明な言葉もたくさん混じる会話のテンポ、すべては明かされず謎と背後について回るのっぴきならない危険が生み出すスリル感。後ろめたいこと、劣等感が底に敷かれる。その中で破滅的な、桃瀬のブレイクスルーの表現が際立っている、と言えるのかもしれない。

最初は進まなかったが、そのテイストに慣れた中盤からは引き込まれるものはあった。若い作品。ただ小春の心持ちにもう一歩踏み込めないところがちょっと不満かな。

桃瀬はももちとかモモノス、グミ氏ははぐみ、ラメ氏は本名ひかるでラメち、しーちゃんは静。成瀬先輩はナル。小春は春、とかルル。このへんの呼び名センスも読んでて心地よいものがある。

伝えるものをしっかり組み上げてるな、と思った読書でした。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

展開が早くいつの間にか
怪しい世界に引き込まれて行くのに
青春群像劇が心地よい
そして
語彙力とグルーブ感と不思議な世界観
どっぷりハマりそう

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2026年04月07日

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