あらすじ
シリーズ累計80万部(電子+紙コミックス)突破・大ヒットコミックスの原作小説、第2巻!!
温かな愛情を身に浴びて育まれる感情の行く先は。
「ユイ」という名を与えられた元戦闘用奴隷の八番。悲惨な身の上から激変した環境に当初は戸惑っていたが、「番」である竜人セレストから注がれる温かな愛情に、ユイは心をほぐされていく。誕生日会、仕事、休日のお出かけ――様々な“初めて”を経てゆっくりと確実に関係を深める2人だったが、セレストの双子の弟が“ある手紙”と共にユイたちの前に現れて……!?
書き下ろし番外編で初めて明かされるセレストのある想い。限りなくピュアで温かな溺愛ストーリー注目の第2巻。
感情タグBEST3
匿名
やっぱり面白い!
Web版既読。あとがきで作者様が仰っていたように、あれぇ… ウィルさんの身バレって… となりました笑。ユイちゃんとタイミングが一緒というのは良かったです。
番外編。セレストさんの深層心理って言うのかな、それが夢とは言え、意識させるように表層に浮かんで来てたんだな、とWeb版よりもセレストさんの恐怖心や不安感がまざまざと感じられ眼が潤みました。番ではなくても、自分の愛する人が遠く離れていく光景なんて、辛すぎるなんてものでは無いでしょう。喪失の恐れは、愛する事を知る者だけが抱く想いです。ただ番という本能を司る脳の領域と愛を司る脳の領域と、心への作用に違いは無い、と改めて思わされました。
次巻は竜王さんとの謁見… おぉう… 発刊をたのしみにしております。
Posted by ブクログ
せっかく幸せを掴み始めたユイにとって、アデライドの存在が大きな不安要素になりそうだと身構えていたけれど、その問題が変に引き延ばされることなく、きちんと決着がついたのがとても良かった。読者が抱く「この先どうなるんだろう」というモヤモヤを残さず、安心して二人の関係を見守れる展開になっていて、本作らしい優しさを感じた。
もちろん、セレストの揺るぎない愛情やユイの少しずつ心を開いていく姿も魅力的だけれど、障害を無理に大きくせず、登場人物たちが誠実に向き合って乗り越えていくところに、このシリーズの温かさが詰まっていると思う。
戦いや陰謀よりも、「傷ついた人が居場所を見つけ、幸せになっていく物語」を丁寧に描いてくれる作品だからこそ、読み終えたあとには穏やかで優しい気持ちになれた。続きでも、ユイとセレストが少しずつ幸せを積み重ねていく姿を見届けたい。