あらすじ
外科医の才所准一は、大阪で富裕層向けの自由診療クリニックを運営している。抗がん剤・免疫療法の趙鳳在、放射線科の有本以知子、予防医学の小坂田卓という優秀な三人の理事とともにがん治療を行い、順調に実績を重ねていたところ、久しぶりにクリニックを訪れていた顧問が突然死を遂げる。急性心筋梗塞と診断されるが、顧問の死には不審な点が多く存在していた――。最先端の医療チームに黒い疑惑が渦巻く医療サスペンス。
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Posted by ブクログ
題名が象徴するように、主人公才所准一と彼が理事長の集学的先進医療施設「カエサル・パレスクリニック」が破滅・崩壊へと進む過程を描いた医療ミステリー。
富裕層向けに自由診療を推進する彼の周辺で、次々と不審な死が連続する。
犯罪を疑うジャーナリストが面会を求めるが、そのジャーナリストも取材先で不慮の死を迎え、いよいよ疑惑は、主人公へ・・・。
主人公には最後まで共感が持てない、小説だった。
Posted by ブクログ
先週まで読んでいた、エピクロスの処方箋とはまったく違うダークな医療ミステリーだった。
才所先生も、金儲けではなく、患者に希望を与えるため、命を救うため、に行っていたことなのかな、と思うと悲しい結末だった。