あらすじ
七帝戦最下位脱出を果たし、北海道大学を中退した増田青年は、新聞社「北海タイムス」で働き始めるが、心は未だ柔道部にあった。常勝校・京大や新たに台頭してきた九大を破るべく血の滲むような努力を続ける吉田寛裕、中井祐樹ら後輩たち。その生命の輝きを前に、自らのこれからに迷う増田青年。俺はどう生きればよいのか。いまも戦う後輩たちに、あの頃の自分に、顔向けできるか。過去の後悔とどう向き合えばよいのか――。そしてついに、北大悲願の七帝戦優勝の瞬間が……。
熱狂的な支持を集める、灼熱の青春シリーズ3作目!
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Posted by ブクログ
待ちかねていました。中井祐樹さんがほぼ全編で登場し、90年代以降総合格闘技を追いかけていた人ならお馴染みの山下志功さんや大賀幹夫さんも登場します。最後はちょっとショッキングな出来事で締められなんとも言えない気持ちになります。
あと北海タイムス物語を小説誌で連載時に読んでいたので、本作で書かれていた以上の大変な出来事なども思い出しつつ、コスパやタイパだけにこだわらず何かに打ち込むために回り道することがもっと広く受け入れられるような時代になってほしいと強く思いました。
Posted by ブクログ
同じ時期に札幌で学生時代を過ごして柔道をやっていたのでなんとも言えない気分で読んでる 当時の七帝柔道は講道館柔道から異端視されつつも畏怖されていた その後の総合格闘技の隆盛と共に脚光を取り戻して今に至る 当時の社会的な背景や世相を懐かしく読み進めた
内地 マチに行く 雪道をザクザクと歩く グランド居酒屋富士 金富士 東北大の実在の柔道部員も懐かしい この人いたなー 同じ学年の中井先生の若かりおもかげもたまんないなー 自分はこんなに頑張れなかったな 東海第四とか道警は強かったな 舟久保さんの必殺技の元になったスーパーローリングサンダーの登場も感動した
こんな青春像って今の時代で受け入れられるのか心配 だけど続けて欲しい 最高に面白い そして切ない
和泉さんの新たな挑戦も今の和泉先生を思うと、執念と信念に感動する