【感想・ネタバレ】書店を守れ!のレビュー

あらすじ

書店を守るために
書店・出版業界の売上が減少を続けている。雑誌(紙)は1997年(最盛期)の1兆5644億円から、2024年には3分の1以下に。コミックを含む書籍(紙)は、1996年(最盛期)の1兆931億円の約半分になった。また、書店数は2003年には1万3661店だったが、2025年12月時点で7458店である。どうすれば、書店の廃業を減らすことができるのか。著者は、『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』『塞王の楯』『イクサガミ』などで知られる直木賞作家であると同時に、きのしたブックセンタ―、佐賀之書店、シェア型書店「ほんまる」の経営者でもある。「書店を守る」ために興した新ビジネスから、今後の業界はどうなるか・どうすべきかまで、余すところなく記す!

(以下、目次)
第一章 書店を経営してみたら……
第二章 作家になるまで
第三章 書店を守るには
第四章 新ビジネスの立ち上げ
第五章 書店のこれから

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

書店や出版業界の現状はなんとなく知っていたし、書店がなくなっていくのも寂しいと漠然と考えていたが、もつとビジネス的な目線からのシビアな考え方がとても印象に残った。

最終章の、誰かの犠牲の上で維持される書店業界、出版業界には果たして守る価値があるのだろうか、という問いかけは本当にその通りだと思う。

一人の本好きとして、書店が残ってほしいという気持ちは確かにあるので、何ができるのかを考えたいと思った

0
2026年06月07日

Posted by ブクログ

震えた

分かる?こう全身にぞわぞわぞわーって来る感じ
分かりやすく言うと、めっちゃ美人の看護師さんに心電図検査のあの吸盤みたいなやつを付けられる時の感覚ね(分かりやすく言うって言って分かりづらく言うシリーズ)

なんなんこの人?
マジなんなんこの人?

傾倒しまくっております

だってまずもうびっくりくらい出版業界に詳しい
もはやその道の専門家が書いた新書と言われても納得するレベル
その上で作家としての視点、経営者としての視点を交えつつ出版業界の現状そして展望を語ってくれる
そしてさすがのベストセラー作家、すこぶる読みやすい

で、さらにさらによ
業界を元気にする驚天動地のアイディアをいくつも持っていて
さらにさらにさらに実際に行動に移している

そりゃあネットニュースにがんがんあがってくるわ
体いくつあんねん!ていうバイタリティもエグい!

もうわいはとことんついて行くっす

本好きを名乗るなら今村翔吾さんを応援しようぜ!

0
2026年06月02日

Posted by ブクログ

人気作家でありながら書店経営をされている今村翔吾先生の書籍に関わる業種の今後の展望、また、書店は守るべきなのかという問いかけに関してとても考えさせられました。
内容はとても興味深く、嬉しいことに一気に読み進めてしまいました。
書籍に関わる全ての業種が互いに助け合い、考えることが今後どうなるかにかかっていることが分かります。
是非、この事を、本を愛する方々にも知って頂きたいと思いました。

0
2026年04月27日

Posted by ブクログ

わたしは書店が大好き。
ただ、、、書店は、本当に守られなければいけないのかと書かれた内容にドキッとした。「リアル書店のいいところをいくつ言えるか」と聞かれ言葉を詰まらせた。
この本は私がただ好きなんだーといえる場所を残すために戦ってくれている人の話だった。
自分にできることは何だろうか。

0
2026年03月25日

Posted by ブクログ

作品への愛情と、著者自身が書店経営に携わっているからこその熱量が伝わってくる一冊だった。ただ「本屋を応援しよう」と感情に訴えるだけではなく、出版業界が抱える課題や書店の現状を具体的に知ることができ、普段何気なく利用している書店の見え方が大きく変わった。

業界の厳しい現実にも触れられているが、決して悲観的ではなく、「本と書店の未来はまだ変えられる」という前向きなメッセージに満ちている。読後には、本を読むことだけでなく、本を届けてくれる場所そのものを大切にしたいという気持ちが自然と湧いてくる、そんな力のある一冊だった。

0
2026年06月07日

Posted by ブクログ

著者が経営する神保町の本屋にて購入。

書店を守りたいという熱量を持ちつつも、そもそも書店がなくなって困る人は誰かなのかや、(利益を出す商材としての)紙の書籍の将来について、冷静に分析している本。

実家がダンス教室という情報は著者の作品のプロフィール欄等で知っていて気になっていたが、この本を読むと「この人が本屋を経営するための目線や考え方は、実家が自営業だから持てているのかな」と思わせる。

小説を書くだけでなく、それと組み合わせて様々な企画を狙いを持って実践していくタイプの人という印象を受けた。

明らかに逆風の中、悪者を作ろうとせずに行動を以て書店の活路を見出そうとしているのが良い。その原動力が本の世界への恩返しというのがもう何とも。

0
2026年04月14日

Posted by ブクログ

いち消費者にすぎないわたしに何ができるかといえば、なるべくリアル書店で本を買うことくらいしかなさそう。この本を読んだからこそより強くなる無力感。あと、今村先生が作家や書店、出版社、取次などだけでなく、翻訳者の窮状について触れてくれたのがありがたいことでした。わたしがまったく儲かっていないのは、出来の悪いへたくそで売れない翻訳者だからというだけが理由ではないことがわかったのは、ある種の救いでもあり、それ以上に大絶望でした。詰んでる。
とにかく、出版界に自分の居場所を残すため、わたしは今日も本を買い、そして読みます。

0
2026年04月08日

Posted by ブクログ

「書店は 本当に守られなければいけないのか?」という最初の問いにドキッとした。 本が好きだから書店はあって欲しいと単純に考えていたけれど、じゃあその理由は?そのために何かしてるのか?と。
作家でありながら書店経営をしたり、文学賞を創設したりと、本が好きな人の居場所を守るため勢力的に取り組んでくれている今村先生に感謝したい。 紙の本を手に取りページを捲る感覚も、棚を眺めながら書店の中をぶらぶら歩く時間も大好きなので、書店は無くなってほしくない。私に出来ることは少ないからこそ「書店で本を買おう」と思った。

0
2026年03月27日

Posted by ブクログ

書店で目が合いタイトルに惹かれ。

熱意溢れる本。
著書からは、著者の半生を支えてきた本への愛情と、本を取り巻く界隈の現状と問題に真摯に向き合う意志が感じられる。

今でも 本は良いものだ と無条件に考えてしまう信仰のようなものが続いている、果たして書店は本当に守られなければならない存在なのか、という辺りでハッとした。自分も訳もなく本は良いものだと思い込んでいたから。

本好きなら、書店を取り巻く実情も含めて読んでみても良いものかなと。

0
2026年03月22日

Posted by ブクログ

書店が減っていることは実感としてあり、それが危機感になっているのは筆者に共感している。本書では筆者が書店経営を通じて、この危機的状況にどうアプローチしているかがよく分かり、応援する気持ちが無限大に湧いた。小説も好きだが、書店経営の活動も本当にありがたいし尊敬する。
ただ、やはり書店の未来は暗いと言わざるを得ない。スマホには勝てず、書店にいくのは必要にかられた人と、読書が習慣化した人だけになるだろう。エンタメ小説には確かにそこにしかない魅力があるが、それだけではビジネスにはなりえない。
なんだか逆転しえない現実を突きつけられ、悔しいやら何やら。大好きな本屋たち、できるだけ長く生き残ってほしい。私個人はできるだけたくさん買うことで貢献したい。
【個人的に好きな本屋】
1.丸善(東京駅前のオアゾ)
2.くまがや書店(池袋サンシャイン)
3.三省堂(池袋西武)

0
2026年03月11日

Posted by ブクログ

肝心のご本人の小説はイクサガミくらいしか読んでませんが、書店や出版界を盛り上げるための活動にはいつも注目してます。完全に起業家マインドで、こんな視点を持って実際に行動に移せるのはすごい。これからも見守りつつ、応援できる部分では何かしら応援していこうと思う

1
2026年03月04日

Posted by ブクログ

精力的な活動には、改めて頭が下がる。いくら本の単価が上がりまくろうが、利益率とか改善されんことには…、ってことやね、やっぱり。

0
2026年03月16日

「ノンフィクション」ランキング