あらすじ
法律事務所に勤める27歳の木納今日子(きのう・きょうこ)は、仕事に忙殺されて終電で帰ってきた日、そのまま家に帰る気にもならず、武蔵境駅からほど近い喫茶「休」へと寄ってみた。カウンターには「仮眠中 1時間ほどで戻ります」と書かれた小さい黒板のみで店内に誰もいない。今日子が帰ろうとした時、奥から若い男性が現れる。若者は今日子に食事を提供してくれると、カウンターの向こうで編み物を始める。靴下を編んでいるとのことで、「靴下を編み始めると片方編み終えた時点でやめてしまうことが多く、片足分の靴下がたまっていく現象(SSS)」の話をしてくれる。その話がきっかけで、編み物を初めて見た今日子。編み物の奥深さを知っていくにつれ、両親の離婚話や、友人の婚約者失踪事件などが解決されていく。しかし、ヤスミ君自身にもある悩みがあって――。どこからともなく現れて編み物や糸つむぎをしている「ヤスミ君」と話すうちに、悩みが解決されていく癒やしの手仕事ストーリー。
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Posted by ブクログ
思ったのと違った。
いい意味で。
彼氏とも破局寸前で、法律事務所で仕事に忙殺されて働く今日子が、深夜に開いてた喫茶店「休」をたずねる。誰もいない。「仮眠中」と書いてある。あと、しゃべってもいけないらしい。
カウンターに突っ伏したら、若い男が現れて、ほうじ茶ソイラテを入れてくれた。
豆乳苦手なのに・・とおもったが、飲みやすい。めっちゃおいしい!
そして彼は編み物を始める。「靴下の片方だけを編む病気なんだ」と言って。なんだそれ?
そして、編み物セットを渡された。
おしゃべりしてるのは楽しかった。喋っちゃいけないんじゃないの?レビューでは、しゃべったら追い返されたとか書いてるのに?!
頭の中でかれを店の名前から「ヤスミくん」と読んでいたんだけどつい、「ヤスミくん」と声にしてしまった。すると彼はびっくりして、「どこかであったことありますか?」と言って逃げてしまった。おいかけて店の奥にいくと、ヤスミくん?をとても老化させたおじいさんが寝ていて、起きてめちゃくちゃ怒られて追い出された。
え?えぇ?
あのお爺さんに会うのは怖い。けど、ミルクティーのお金も払ってない。編み物セットだって!
と、また同じく夜中にいくと、ちゃんと若いヤスミくんがいた。
今日子はこれをきっかけに編み物にハマっていく。
彼氏の事や、ヤスミくんのことを相談する友だち、森乃にはあまり売れてないサツキくんというモデルの彼氏がいる。森乃も美人だからお似合いだと思っている。しかも、サツキは奢ってくれたりするので、変なことにはならなさそう。
森乃は今日子にもサツキくんにもバシッと言う。
職場の御局様的、イノさんもきついけど、結局は優しくて頼れるし、ボスである平田井先生も弁護士らしく頼れる。
そんな人に恵まれてるのはとても羨ましいよねー!!
話の後半は、サツキくんがいなくなり、「結婚詐欺だったのか?!」「いや,お金は貸してないし渡してない」とかやってるうちに帰ってきて、
今度はヤスミくんがいなったとおじいさんからSOSがきます。ヤスミくんが今日子にあてて置き手紙を置いていったので、おじいさんは今日子が手がかりを持ってるのでは?と思うけどもちろんそんな手がかりはない。だけど,意外な人が手がかりを持ってた。
なんと,サツキくん。
実はヤスミくんは本サツキくんと同じモデル事務所の人でした。しかも売れっ子で、その昔今日子もおしてたYAYOI。本名、休三月(ヤスミ.サンガツ)数年経ってたとしても分からんか?と思った)(喫茶店の名前は単におじいさんと孫のヤスミくんの苗字)
その事務所,悪徳で、売れないサツキには結婚詐欺を働かせようとしていた。森乃に近寄ったのもそのため。でも、すぐに本当に森乃に惚れてしまって、結婚詐欺どころか奢りまくってて、事務所にいい加減金を巻き上げろ!と脅されてた。
ヤスミくんは売れっ子だったので結婚詐欺はなく、事務所の接待に駆り出されて、その上性被害に遭いそうになって逃げてきたらしい。
サツキを助けるためにヤスミくんは事務所に戻った?
それを助け出さなくちゃ!!
ってのが最後のクライマックス。
そーゆう大きなクライマックスなんてなさそうにおだやかーに終わるのかと思ったので、だんだんワクワクできて面白かった。
むかしむかし,めちゃくちゃ編み物してたので、
編み物をしてる心境とかよく分かるわー