あらすじ
幼い頃に「予言館の殺人」と呼ばれる事件に巻き込まれ、両親を亡くした慎司は、大学に通う傍ら、昨今顕著になってきた悪夢に悩まされていた。それは母が「ワタシノ……シンジ」と自分の名前を呼んで首を絞めてくるというものである。そんな中、推理作家の赤城蘭堂の養女・花蓮から「予言館の殺人の真相を解き明かす」という招待状を受け取った彼は、両親の死の真相と悪夢の原因を探るため、今は蘭堂の所有物となったその館に足を運ぶことになる。そこで行われようとしていたのは、未解決事件と噂される「予言館の殺人事件」を、霊能者たちの霊視によって解決するという、前代未聞の実験だった――。
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Posted by ブクログ
館ものかつ、現代らしいものを使いながら過去の事件を推理して行く、なおかつ予言や能力をルールとして提示し明かす様は好き
3143冊
今年42冊目
Posted by ブクログ
霊能力を前提としたミステリー。
真相を明らかにしようとしている殺人事件は過去のものであり、また、その過程で起きる現在の出来事も含め、全てが確実な真実として明らかにされるわけではない。だがやはり、最後に辿り着いた真相に最も納得した。
霊能力を用いて、様々な視点から事件の真相を披露する場面は面白く、一つの出来事にも色々な見方ができてしまうのだなと思った。立証できるものではないが、だからこそ物語して成立するものは真相であるかのようにも思えてしまう。真相に辿り着くまでの過程では、霊能力が本物か否かというより、心理学の凄さを感じた。
Posted by ブクログ
どこまで真実でどこまで偽物か
考察しながら読みすすめる。
真相を知った時
我が子を守ろうとしていた
母に安堵した。
父は悟ったのかなんとも
言えない気持ちになった。