あらすじ
母親が遺した不動産を共有不動産として相続することになった四人のきょうだい。
先行き不安な零細企業を経営する長男の春馬。
看護師長でありながらも、とある事情によりお金が必要な長女の渚。
考えなしにお金を使ってしまう次男の秋人。
離婚して実家に戻り母と最期まで暮らしていた次女の小雪。
土地の売却価格をめぐって対立するうちに、
それぞれの抱える行き詰まりまでもが明らかとなり……!?
果たして彼らは円満に相続を終え、人生を再スタートできるのか。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
クセ強めの母親が遺した共有不動産を子ども4人が相続することになったのだが、次女が離婚後、実家に戻り母親と暮らしていたことで、オークション価格が気に入らないと言い出し、きょうだい喧嘩が勃発する。
大人になったきょうだい達が、言い争いをするのはこういう遺産問題なんだろうなと思う。
ひとりっ子だと背負うものは大きく誰の手助けもないから負担はあるが、そういう揉め事はない。
どちらがどう…ということはないが、大人になってそれぞれ家庭を持つと疎遠にはなるので、そのぶん集まって話し合いをして…という時間と労力は要する。
それぞれの家庭内の様子が、けっして良好ではなく問題を抱えているのもあるあるな話だとは思う。
みんなそれぞれに解決しながら次女のこともなんとかしようとしているのも、やはりきょうだいだからかもしれない。
お金の使い方で人間性がわかるというのも、なるほどと思った。
お金は未来に投資するのも納得できる。