あらすじ
「大丈夫なふりをしたことがある、全ての人に読んでほしい」高瀬隼子(作家)
中高一貫男子校で教員として働く鍵岡奏。
女性が極端に少ない職場で、
彼女はまるで「珍獣」のような存在。
無秩序で制御不能な生徒たちに翻弄され、無神経な同僚に削られながら
壊れかけギリギリの日々を過ごしている。
ある日、心の拠り所にしていた先輩教員から発せられた一言から歯車が狂いだす ……。
社会に絶望しながらも、もがき生きる人間のリアルを圧倒的解像度で綴る。
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Posted by ブクログ
読みやすかったです。
ずっとハードな展開で恋愛も家族も仕事も読んでいてしんどいですけど奏のひたむきさにも芯の強さにも救われて一気読みでした。
早乙女ぐりこさんは普段エッセイを描かれているとの事なので、表現の仕方が分かりやすく話に没頭しやすかったです。
Posted by ブクログ
全然大丈夫じゃないのに「大丈夫」と自身に言い聞かせる。
そうやって頑張ろうとしていても小さな絶望感に襲われる毎日。
そりゃ嫌気も差すわ、と読んでいるこちらの胃がキリキリした。
生きるうえで《自衛のための無関心》がどんだけ重要か分かってしまうから、この作品は辛い。
ホント自分の居場所は自分で作らないとね。