【感想・ネタバレ】珍獣に合鍵のレビュー

あらすじ

「大丈夫なふりをしたことがある、全ての人に読んでほしい」高瀬隼子(作家)

中高一貫男子校で教員として働く鍵岡奏。
女性が極端に少ない職場で、
彼女はまるで「珍獣」のような存在。
無秩序で制御不能な生徒たちに翻弄され、無神経な同僚に削られながら
壊れかけギリギリの日々を過ごしている。
ある日、心の拠り所にしていた先輩教員から発せられた一言から歯車が狂いだす ……。
社会に絶望しながらも、もがき生きる人間のリアルを圧倒的解像度で綴る。

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Posted by ブクログ

とっても読みやすい。
そして、ハッピーエンド!
嫌なやつは嫌なやつだし、嫌なやつか?と思ったやつも良いやついたし
良い意味できれいに、丁寧に、まとめられてる。
なのでサクサク進む。
映画化とかもしやすそう!

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

読みやすかったです。
ずっとハードな展開で恋愛も家族も仕事も読んでいてしんどいですけど奏のひたむきさにも芯の強さにも救われて一気読みでした。
早乙女ぐりこさんは普段エッセイを描かれているとの事なので、表現の仕方が分かりやすく話に没頭しやすかったです。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

最悪な社会を、多少の脚色を加えて構成した、よくある現代社会派小説。

この本を読んでなお「女はヒステリー」「女は他責」という感想を持つ男性とは話したくないです。

確かにこの物語は女性から見た光景しか描かれていないかもしれないけれど、そういう文学今までなかったですよね?
わたしはこの主人公とはまったく境遇が異なるけれど、奏での苦しみの想像がつく共感できるひりひりした空気感を感じることができるくらいには、日本で女性として生きています。
ここで描かれているそれぞれのパーツは、「あるある」でしかない。
ブチ切れてマイクを投げる、基、極度の緊張で手が滑ってマイクを飛ばしてしまうところには勇気をもらいました。こういう光景までもあるあるになるといいのに。
いえ、もっと構造的に改善を。理不尽な場で謝罪と称してマイクを持たされる/持たせるような場を作らないような社会を作っていきたいですね。

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2026年04月14日

Posted by ブクログ

全然大丈夫じゃないのに「大丈夫」と自身に言い聞かせる。
そうやって頑張ろうとしていても小さな絶望感に襲われる毎日。
そりゃ嫌気も差すわ、と読んでいるこちらの胃がキリキリした。
生きるうえで《自衛のための無関心》がどんだけ重要か分かってしまうから、この作品は辛い。
ホント自分の居場所は自分で作らないとね。

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2026年03月28日

Posted by ブクログ

たまたま手に取ってみた小説。教師のやるせない気持ちが、読んでいてモヤモヤします。でもそれがいい。最後もありきたりな終わり方でしたが、個人的には好きでした。誰が味方で誰が敵か、読んでいて最初わからないので、そこも面白かったです。

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2026年02月28日

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