あらすじ
茹でたかまぼこの味に惚れ惚れしたり、たった一輪の花が世界で一番特別になったり。
どうしようもなく苦しい瞬間も、愛しくて思い出せば少し切ない過去も、幸せと呼べる時間は人それぞれ。
失くしたくない記憶をそっと包みこんで、今手のひらにある日常を綴ったエッセイ第三弾。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
松井さんと同じアーティストを好きなこと、装丁に惹かれてお迎えしました。
ときどき出てくるアーティストにちなんだ言葉や曲の話題がリスナーとしては嬉しかったです。
言葉にせずにはいられないことが伝わってきて、少し親しみが湧きました。
食べ物の描写が豊かで、松井さんの目を通して見たテーブルの上は、きっと私が見るよりきらきらしているんだろうと思います。
この人がずっと光ある暖かい場所にいてほしいと願ってしまうような、等身大の真摯な文章でした。
Posted by ブクログ
生きるのがあまり上手じゃない人の手に届いてほしい作品です。
キラキラした芸能の世界にいる著者が、そのパブリックイメージのままエッセイの中にいると思って読んだら驚かれることでしょう。
それくらい、自身のネガティブな部分についても真摯に語られています。
ネガティブな部分を省みることもあれば、ネガティブな部分があるからこそ見えるものの大切さが語られたり。
強引に読者の手を引いたり、背中を押したりせず、隣に座って話をしてくれている感じが心地良いです。
読み終えると、自分の中のネガティブな部分の見え方が少し変わっていたり、生きるのが上手そうな人に対して抱く劣等感の様なものが少し小さくなった気がしました。
生きるのが下手なりに、幸せを見つけてみようと思わせてくれる作品です。
Posted by ブクログ
深い洞察に支えられた、感情を揺さぶられるエッセイだった。
特に題名にもある「ろうそくを吹き消す瞬間」は、当時のあふれる幸せへの想いが詰まっていて、大切にしたいと思った。
Youtubeの出版区で見て、松井玲奈さんいいなと思って、読んでみたエッセイ。
思った以上に文章が巧みで、唸らされる。
本人も言っているように、向いているのだろう。
すごいと思った。
Posted by ブクログ
エッセイを読んだのは初めてかもしれなかったけど、玲奈ちゃんの信念とか想いがよく伝わってくるエッセイでますます好きになった。
自分も書くことは好きな方だし、ジャーナリングとまではいかないけど、日記とかで頭の中を整理していきたい
Posted by ブクログ
「何読んでるの?」と聞かれるのが苦手、
というエッセイがめっちゃ共感できた。
同じ本を読んだことのある人なら会話が弾むかもしれないけど、うーん。読んでいる時に話したらネタバレを食らいそうだし、逆もまた然り。普段本を読まない人に言われても(夫など)、ただ雑談の入り口にしているようにしか思えない。本が好きすぎる人から言われても、他の本のうんちくなどスタートしそうで怖い。
結局、本を読んだ後の感動は会話ではなく
活字でしっとりと残したい派なのだ。
ひねくれている自分。
Posted by ブクログ
葛藤があった幼少期や学生時代、アイドルと学校生活、様々な経験があったからこそ文章を綴ったり表現するお仕事で輝いていらっしゃるのかな。
好きなものを楽しんだり、たまに仄暗くなってしまうのも人間らしさに溢れていて素敵。