あらすじ
茹でたかまぼこの味に惚れ惚れしたり、たった一輪の花が世界で一番特別になったり。
どうしようもなく苦しい瞬間も、愛しくて思い出せば少し切ない過去も、幸せと呼べる時間は人それぞれ。
失くしたくない記憶をそっと包みこんで、今手のひらにある日常を綴ったエッセイ第三弾。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
生きるのがあまり上手じゃない人の手に届いてほしい作品です。
キラキラした芸能の世界にいる著者が、そのパブリックイメージのままエッセイの中にいると思って読んだら驚かれることでしょう。
それくらい、自身のネガティブな部分についても真摯に語られています。
ネガティブな部分を省みることもあれば、ネガティブな部分があるからこそ見えるものの大切さが語られたり。
強引に読者の手を引いたり、背中を押したりせず、隣に座って話をしてくれている感じが心地良いです。
読み終えると、自分の中のネガティブな部分の見え方が少し変わっていたり、生きるのが上手そうな人に対して抱く劣等感の様なものが少し小さくなった気がしました。
生きるのが下手なりに、幸せを見つけてみようと思わせてくれる作品です。
Posted by ブクログ
深い洞察に支えられた、感情を揺さぶられるエッセイだった。
特に題名にもある「ろうそくを吹き消す瞬間」は、当時のあふれる幸せへの想いが詰まっていて、大切にしたいと思った。
Youtubeの出版区で見て、松井玲奈さんいいなと思って、読んでみたエッセイ。
思った以上に文章が巧みで、唸らされる。
本人も言っているように、向いているのだろう。
すごいと思った。