あらすじ
隣の家は山向かい。人口10人。言語、文化、人種、完全アウェーのスローライフ! 大都市ベルリンからポルトガルの限界集落に夫婦で引っ越した、ドイツ語翻訳者の浅井さん。憧れのスローライフは、シビアな現実のはじまりで!? 納豆の自作、修繕しながら暮らす家、オリーブオイルとワインの共同制作――。ヨーロッパの片隅から、移民夫婦の異文化生活と世界へのまなざしをお届けします。
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Posted by ブクログ
場所を限定せずに働けるスキルって素敵だなと思う本。田舎の不便さ、というより生活を仕事にしないと生きていくのが難しいだろうなと思う山奥で暮らせるのは羨ましいわ。生活の仕事が多すぎて、お金稼ぐ暇ない、みたいな。楽しそうだ!ここに出てた青池保子の「アルカサル 王城」を早速読もう90
Posted by ブクログ
著者は、ドイツ語文学翻訳者であり、20年間ベルリンで暮らしていたが、十年ほど前、ポルトガルの、人口が10人の限界集落に空き家を買い、数年前にドイツ人の夫ともども、引っ越した。
この本は、海外滞在記が好きな人なら、たぶんみんな楽しめると思う。
文章がとても理知的で、一方的に決めつけるのではなく、冷静に書いているのだが、ユーモアもあり、飽きさせない。
村の人たちとも、うまく、楽しく交流しているのだが、それも、よそ者であるからだということも冷静に見ている。
自分が悪くても、絶対に謝らないドイツ人に比べ、笑顔で、ごめんごめんとすぐに謝るが、仕事にルーズなポルトガル人は、生活するには困ったところもある人々だが、とても魅力的。
おいしそうな食べ物や飲み物もたくさん出てきて、とても楽しい読み物だった。
Posted by ブクログ
400万都市ベルリンからポルトガル山奥の人口10人の限界集落に引越した日本人妻とドイツ人亭主の凸凹コンビが巻き起こすお腹抱えて笑える事件やちょっぴり哀しいこともありーの行ってみたくなる物語。
Posted by ブクログ
ドイツ人の連れ合いと共に、ドイツの大都市ベルリンから移住したポルトガルの人口10人の限界集落の山向かい「ポツンと一軒家」でのスローライフ。広すぎる敷地には、代々の持ち主が手入れしてきた葡萄畑とオリーブ畑があり、狐やイノシシや鹿が訪問してくる。可愛い猫もやってくる。
小さな村ではワインやオリーブオイルを共同で収穫し、そして制作する。人口が10倍以上になる村祭りが催され、大晦日には盛大な焚き火を囲んでひっそりと飲み食いをする。
「昼食に、ワインは欠かせないお供だ。午後からの勤務があろうが、近隣の山畑から軽トラックを運転してきていようが関係ない。もしかしたら彼らにとってワインは酒ではないのかもしれない。とにかくみんな、なみなみとワインの入ったカラフェとともに悠然と食事を楽しんでいる。」という昼食には「最低でも一時間、大抵は二時間ほどゆっくりたっぷり食べる」という生活が羨ましい。
平均的なドイツ人の収入の半分しかなく、物価は低いけど半分なんてことはなく社会保障負担も大きいポルトガルだけど、物質的にも精神的にも決して貧しくないどころか、そこにとても豊かな暮らしを見出します。
人生の後半には、こんな生活がいいよね、と思わせてくれる本です。
2024年に10戸ほどしかない里山の集落に移住した僕は、その濃密な人間関係や生活が、ポルトガルの限界集落と驚くほど似ていることに気づきました。
Posted by ブクログ
今いちばん行きたい国はポルトガル。
けれど、観光するには参考にならないところに住んでいる著者夫妻。
とはいえ、とてもステキな暮らしでした。
ドイツ人のご主人も個性的。
本家ポルトガル語が、ブラジルがメインで母国が方言になるとは・・・
まだまだ、いろいろ知りたい!
続編を期待しています。