あらすじ
周囲の人間に不審な死をもたらす「死神(タナトス)体質」の兄・美樹(よしき)と、発生した事件を解決する「探偵体質」の弟・真樹(まさき)。変わり者のミステリー作家が孤島に建てた館・水鱗館(すいりんかん)に向かった二人は、案の定、不可解な密室殺人事件に遭遇する。双子の少年と新米刑事が活躍する人気シリーズの第1作。第37回メフィスト賞受賞。(講談社文庫)
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
「完全犯罪研究部」を読んでからのこちら。
先に読んでいたらあっちにはまた違う楽しみ方があったのだろうと思わせる(十分面白かったけども)
やっぱりいろいろぶっ飛んでるという印象ですが、やっぱり嫌いじゃない。
以前は、「登場人物に共感が持てないと面白くない」という考えがあったんですが、その概念は覆されました。面白いものは面白いんだなぁ。
双子のキャラも好きですが、高槻も極めちゃってる感じが好きです。シリーズ楽しみ。
Posted by ブクログ
もっと早く読めば良かったと思うくらい面白かった…!
ミキちゃんの魚への愛情(…かな?)と、最後に裏切った人が勝つというゲーム理論が、読んでいて「うおおおおお…!!!」と思った。
魚蘊蓄のところは正直あとから辞書とPC使って調べながら読まないと全然わからないwけど面白い!
真樹と美樹の身長差の3センチを靴の高さでフォローするところにちょっと小賢しさを感じた。頭いい人はこういう基本的なところもきちんと攻めていくのねw
これから続編読むつもりだけど、気になってすごくワクワクする
Posted by ブクログ
アクアリウム?とか、遺伝子の話は壮大で面白かった。
本格ミステリは苦手かもしれない
探偵役が意識的にその役割を放棄することはわりとある気がするけど、
意趣返しのような今回のパターンははじめて
でもやっぱり生態系の雑学が一番面白かったから、
次は買わなくてもいいや