【感想・ネタバレ】極楽にはまだ早い 一のレビュー

あらすじ

時は江戸――処刑人が「穢れ」の職とされた時代。町民に忌避されながらも、斬首の執行を務めとして生きる雪成。
彼は決して見せなかった。人を手にかける迷いも、苦しみも、そして孤独も。

前作『ことり文書』から一転、天野実樹の新境地! 罪人と遺族、役人、火消しや医者、長屋の大家と店子衆……江戸の町に暮らす人々の“生と死”を鮮烈に描く連作シリーズ、第一巻。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

一話の最後の一コマ、佐一郎の泣き顔が印象的でした。
弥吉さんが苦しまなかったことへの安堵とか、自分を思ってくれていた嬉しさとか、ああ本当に死んでしまったんだという悲しみとか。それらの感情が押し寄せ、溢れ出る涙の描き方。佐一郎気持ちが痛いほど伝わって、思わず彼の幸せな未来を祈ってしまいました。

天野先生はアナログで描いてらっしゃるようで、やっぱり刀や和服はアナログだよなぁ、としみじみ。
絵が本当に綺麗。
一頁一頁、噛み締めながら大切に拝読しました。

0
2026年01月05日

匿名

ネタバレ 購入済み

切なくて美しい

主人公は凄腕の首斬り役人。
お役目で罪人の首を切らなければならないが、その仕事柄、町の人からは忌み嫌われている。
それでも誇りを持って孤高にお役目をまっとうする姿と、本来はもっと親しみやすく繊細な人柄が垣間見えてギャップにぐっときます

物語は一話完結で淡々と進みます。
もっとそれぞれのキャラクターの背景が見たい気もするけど、読んでしまうと処刑シーンが辛くなるな、、と思って、もしかしたら、あえて主人公と同じくらいの情報量になるよう、読み手側も調節されてるのかなと思いました。
話が進むにつれ主人公の人間らしい表情や葛藤が垣間見えて引き込まれます。

絵もとても素晴らしく、小物や背景の正確なデッサンや描き込み、江戸の町人たちひとりひとりの表情の変化などが、より主人公を含めたキャラクター達の魅力を惹き立ててます。

#切ない #深い

0
2025年12月23日

「青年マンガ」ランキング