天野実樹の作品一覧
「天野実樹」の「極楽にはまだ早い」「ことり文書」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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少年・青年マンガ
初めて読む作家さん→良い!!!
クーポンがあったので【自分好み+時代モノorファンタジー+高評価作品】を探して試読して買った。まだ2巻しか出版されていないけれど、読み応えあるし絵柄も好きだし、とても面白いです。
活気ある江戸の町で生きる人々に不条理に忌み嫌われる死刑執行人の本編主人公の雪成くん。自由に職業を選ぶのが今よりずっと難しかった時代に、忌避される業務を誇りを持って修める彼はとても魅力的だ。
断頭なんて血が噴き出すし残酷なイメージがあるけれど、雪成のような達人が執行するなら吊られるより遥かに絶命が早く、処刑される側には優しいことが描かれていて興味深い。この先も連載が続くなら読みたいし購入するが、現代を生きる私達が望むような幸せが雪成に訪れることは難しいだろう。良くてもメリバエンドかな。それを想うと切なく心苦しい。
Posted by ブクログ
1巻発売、即重版の話題のマンガで、オススメです!
お江戸の刑罰の晒し首の重要な工程である、首と胴を切り離す役割を担う主人公の雪成が人と触れ合う物語です。
描かれた顔が良いシーンが多く、子どもが親の前で、大人の場に、そわそわしている顔や、童の驚愕する顔など、見ごたえ抜群で、ドラマもマンガも好きなら必見です。
死を取り扱う穢れと身分の差に由来する畏れを纏い、人との距離が出来てしまいがちな雪成に対して、雪成の人間としての魅力へ吸引されていく男たちの物語でもありました。そういった人への情念も顔に出ていて、このマンガの絵が好きです。服ともかも、和装なので、重ねて厚くて、動きにくそうで、しかも腰に下げた刀は重そうで、実相のリアリティを感じさせられます、だから晒された首の生々しさに、より説得力がありました。
掲載されているハルタを引っ張っていく次世代になるマンガだろうと思うのでオススメです!