【感想・ネタバレ】眠りの牢獄のレビュー

あらすじ

階段から落ちて昏睡状態になってしまった女性をめぐり集められた3人の青年。3人は核シェルターに閉じ込められ、そこから出る条件は彼女を突き落としたのは誰なのか告白することだった。同時に外では完全犯罪の計画がメール交換で進行。ラストで明らかになるあまりにも異常な「切断の理由」。そして……!! (講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

亜矢子と浦賀は北澤と吉野と泊まってた所階段から何者かに突き落とされて亜矢子は昏睡し浦賀は翌日目を覚ました。5年後亜矢子の兄が家に浦賀と北澤と吉野を集めてシェルターに閉じ込めてしまう。亜矢子を突き落としたのは誰かが分かるまでは出さないとのこと。
冴子は付き合ってた博に捨てられた。納得いかない冴子はストーカーまがいの行動をし、ネットにも博の誹謗中傷しまくる。冴子のもとに沙羅子から交換殺人をしないかと持ちかけられる。冴子は新堂太一を沙羅子は博を殺すことになる。
2つのストーリーが交わるときに何かが起きるなと思うが、北澤博が沙羅子と同一とはむむむ。吉野がゲイかと思いきや、浦賀がレズとは。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さっと読めてどんでん返しがある…と聞いて読みました。

確かに騙された!
注意深く考えたら分かっただろうに、悔しい!
が、何度か騙されて心地よい小説だった。

騙すための設定や、都合の良い性格(単にバカ)の人が出てくることだけ変だと思ったけど、まさかの最後の夢オチで説得力が出るなんて…笑

今まで触れた中で最も良い夢オチでした。
ちょっと趣味の悪い描写がいくつかあるので、良い読み物だけど人には勧めにくいと感じた。


P.S.
読み終わってから色々な人の感想を読んでるうちに、作者の方が既に亡くなってる事を知りました。
知って読んだら、何故か主人公の名前が同じなこの作品の感想も変わったのかな?
どうだろうか…

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まんまと叙述トリックにハマってしまった。
漫画やアニメと違い、小説は登場人物の容姿や声を自分の想像によって作り上げる。文章の情報からヒントを得て、当てはまる人物像をキャスティングしていくような、自分がまるで監督やプロデューサーになったような手順がとても好きだ。
物語がクライマックスを迎えるにつれ、読んできた登場人物たちは一つの作品を一緒に作り上げた仲間のような気持ちになる。
そのキャストが、情景が、最後の章で一瞬にして塗り替えられていくのがとても面白かった。
あぁ、あのシーンの心情は実はこうだったのかとか、あの人がそういう態度を取ったのはそういうことだったのかとか、辻褄が合っていく感覚はとても楽しい。
特に読んでいて疑問だった性描写だが、読後はなるほどと思った。ミステリにおいてなんでだろう?と思ったことはちゃんと回収してくれるのかという安心感も感じた。
ただ、あまりキツイ性描写は読んでいて気分が悪くなるというか、得意ではないのだなという気づきを得た。
読書初心者だからこそ、こういう体験ができてよかったと思う。ミステリファンはこういったトリックはもう簡単に見破れてしまうのだろうか?

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2024年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めての作家さん。
評価に、何度この手に騙されるんだ…!て書いてあったのにすっかり忘れて読んですっかり騙された笑
まあ内容に必要なトリックではなかったかな?
でも、アヤコなんで男3人に自分1人なんてメンバーでお泊まり会?て思ってたから、そこも伏線だったかとすっきりした。
ただ最後の吉野に襲われるシーンは、なんか男に都合いいように描写されてんなと思った。

重量感はなかったけど、読みやすくてすっかり騙されたので満足度高め。

(いまノベルスの背表紙見たら、監禁された三人の青年、って書いてあった。これはミスかな?)

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2022年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

トリックは衝撃的というほどではないけど、しっかり騙されました~
構成や伏線など、よくできた小説だと思います。
結末は、この後を想像すると…個人的にはかなり切ない。
短めで、文章も読みやすく、一気読み。満足です。

※多少、グロい描写・刺激的な描写あります。

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2025年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

視点がコロコロ変わって場面が切り替わるので、飽きずにすいすいと読める。
伏線に関してはミステリにしては性描写がやたら細かいなと思いながら読んでたらこれ女性同士の行為だよねって気づいたので、これ伏線だったのかと、スゴイなと思いました。
ただラストの浦賀が吉野に襲われるシーンが苦手だった。男性が書いたんだろうなーと冷めてしまった。

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「どんな夢を見ているの。」
地下シェルターに閉じ込められた3人。 外に出るためには5年前の転落事故の真相を告げよ。
外部で進行する交換殺人の本当の狙いは、そしてこの作中作「かつていたところ」という物語の正体とは。


体験せよ浦賀トリックの帯に釣られ牢獄に迷い込みました。 物語は浦賀とその恋人である亜矢子が階段から突き落とされる所から始まります。 5年間眠りの牢獄から抜け出せない亜矢子、そして1日で目覚めた浦賀、やがて事件の真相を求める亜矢子の兄の手によって事件関係者の3人が地下シェルターに閉じ込められてしまう。 3人は途方に暮れながらも事件を振り返るのだが・・・。
一方、別視点では冴子という女がネットを通じた交換殺人のやり取りを持ちかけられる。 自身の元恋人・博の殺害の代わりにある人物の殺人を依頼されるのだが・・・。
この全く視点の異なる二つの物語が「かついていたところ」という亜矢子のために書かれた小説なのだという。 250頁の中に詰め込められたいくつもの技巧。 欲張りセットなパズル小説だった。

本作の美しい点はやはりラストの亜矢子が手渡された小説の件である。 
眠っている亜矢子の下に行くためのに屋上から身を投げた浦賀。 「かつていたところ」は自身に起きた事を亜矢子の為に託す生涯最後のミステリ。 足の筋肉がかなり退化してることを考えるとやはり亜矢子は長期間眠っていて起きた時には事が全部終わっていたという解釈。
あるいは眠りの牢獄にいたのは浦賀の方で看護師から渡されたのは「電脳戯話」だったのではないかという解釈。 つまり「かつていたところ」が浦賀の見ている夢ということだ。 ミステリ的な夢を見ると本人が述べているし、ラストの「どんな夢を見ているの?」にも繋がる解釈である。
作者自身、看護師が述べたタイトルをわざとぼかしているので各々好きな解釈を取ればいいと思います。

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2023年01月10日

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