あらすじ
なぜ、45年ぶりに韓国で戒厳令が宣布されたのか。気鋭の在韓ジャーナリストが、南北分断80年の悲劇と韓国民主化の歴史をひもとき、韓国社会の閉塞感の根源に迫る。社会の隅々に蔓延した左右の対立を超えて、「南北関係」から「二国家関係」へ向かいつつある激動の朝鮮半島を描き出す。「韓国の民主主義」を深く理解するための南北分断史入門。
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Posted by ブクログ
韓国の保守と進歩が日本で言うところの右派と左派ではなく、保守も進歩も右、っていうのが大変目から鱗だった。
そうだね、左派なら北へって話になっちゃうもんね。
毎度のように政権与党が代わって日本よりずっと民主主義が浸透しているように見えるのに、ちっとも経済格差が埋まらない理由は、そんなところにあったんだなぁと納得。
朝鮮戦争の泥沼化が分断を固定化させてしまったというくだりもとてもよく理解できた。
戦争を経ないと南北の統一は実現しないよね…と絶望していたのだけど、そうではない解決策が示唆されていたのはうれしかった。
韓国の人たちにとって戒厳令というものがどれほどの恐怖を呼び起こすものなのかも実感。
そこから巻き起こったペンライトデモも、それに触発されて日本でも広まりつつあるデモも、それを応援してくれる韓国の方たちの思いも、本当にすごいことだ。世界よどうか平和であれと願わずにはいられない…。