あらすじ
公爵令嬢サーシャは、婚約者のクレイシュベイル王国第二王子カイトに婚約破棄されて命を落としたはずが、気づけば顔合わせをした日へと巻き戻っていた。もう殺されたくないので、今世こそは平穏に暮らしたい。と思い、サーシャは婚約を辞退し領地で穏やかに暮らすことにした。しかし、王妃主催のお茶会の晩にふと目を覚ますと、なぜか第一王子ミュシャがベッドの中にいて、その日から彼の執着に囚われていくことに……!? 死に戻り令嬢と執着系王子の運命のラブファンタジー!
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すきだ。
作家さん買いです。
深くて色々戸惑う部分はありましたが、2回読むとなるほどねー、となるお話です。
終盤にサーシャの記憶が全部戻る描写があるのだけど、そこにきて「うおお戻って読み直さねば」と思うところが5箇所はありました。
スルメ系のお話です。
むしろ1回目では魅力がしっかりわからない可能性すらあります。
とりあえずおもしろかった。
終盤にエロシーンが来て「TLだったの!?」とびっくりしました。
次回作も楽しみです!
怒涛の後半に注目!
まず感想前に…
前作『私を忘れてください』とほぼ同じあらすじ、世界観。
魔法が不得手な高位貴族のヒロイン。ひそかに想ってくれている王室と深い関係を持つヒーロー。婚約破棄に、おそらく死んだのではないか、からのタイムリープ。
こんな筋書きそっくりな話を2作目にぶっ込んでくるのなら、前作と繋がりがあるのかしらって期待しちゃうじゃないですか!
結果からいうと、あんまり関係ない。キャラも国名すらも出てこない。
でも、ある一点で、これは前作の未来の話では?と思う設定があって…
ミュシャが成功させた魔術式は、やっぱりあの人が完成させちゃったんですね
しかも後世では再現できないほどの高度な魔術を!
それで、彼と同じくらいの重い愛情と執念を持つ者だけが成功するって…ロマンですねっ
さて。サーシャを婚約破棄した王子は、前作と同じく、拒絶されたら追いかけたくなるМっ気気質。
しかし、そんな甘ったれの秋波なぞは、ド直球の正論でミュシャが退けてくれました。我慢強くて愛情深く、甘い。ただしサーシャに限る。佳き!
あと、作者様が書くヒロインの男兄弟は良いですねっ✨️淡々としたシスコン
好きです
難点といえば、ちょっと読みづらい文章だったかな、ということ。
何かをほのめかしているんだけど、なにを言おうとしているのか分からず、読者迷子になりました。後々わかるのか、と思ったけど、ぼんやりサラリと流れていったか、なんで急にそういう展開になったのか、ついて行けず(もう1回読み直してみよう)
その部分をサーシャとミュシャの甘々ラブラブ日常と、ルーファの不意打ちの横槍、イリスとの攻防にページ割いてくれたらなー
わちゃわちゃも見たかった。残念
でも、全体的には満足です