【感想・ネタバレ】かくも小さき世界にて 下のレビュー

あらすじ

「どんな生き方で今の小野寺サンが構築されて、世界を観測しているのか、興味がある」「好きって事」…家を逃げるようにして出てきて1年が経ったスイは、兄と、家族と、“自分”と向き合うことになる。かくも小さき世界の、何者にもなれない自分であろうと――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

全部都合よく解決なんてことにはならないけど
自分の小さき世界の中で少しずつ
人と動物と触れ合って心を温めながら

自分を確かめていく。

ティノさんの蓋の件で大泣きした。
ティノさーーーーーーん(涙)

スイのティノへの向き合い方(ティノさん呼び)とか
無関心郁のスイへの溺愛っぷりとか
スイや湊のちょっとしたリアクションとか
かわいいところもたくさん。

大事にしたかったのは
そういう「自分」なんだ。

かくも小さき世界の、何者にもなれない自分。
そんな自分を大事にしたいっていうスイ。
自分を大切にしたいって思えるのって
誰にでもできることではないと思うから。

とてもとても良かった。

0
2025年10月26日

Posted by ブクログ

小野寺スイのアパートの隣に住むのは、無愛想なイケメン・瀬戸と、人見知り・場所見知りの激しいワンちゃん・ティノ。
家族から距離を置いて、一人で暮らしていくと決めたスイだけど、その心の穴を瀬戸とティノが埋めてくれる。

心の揺れと、黒い気持ちの描き方が、高屋奈月さんらしくて「これこれー!」となった。好き
モヤモヤ考えてしまうと、どんどんそこに落ちるけど、目の前にある幸せを気づくことができれば、どんな世界でも生きていける。小さい世界の幸せに気づけるようになるマンガでした。

0
2025年08月28日

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